内容説明
大都市キャピトルが治める独裁国家パネム。１２に分けられた地区からは毎年少年少女が１人ずつ選出され、最後の１人になるまで殺し合うゲームに参加させられる。ゲームは全国にテレビ中継され、生き残った１人には名誉が、２３人には死が待っている―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白のヒメ
38
内戦の後、勝利を収めた政府は国民の全てを地区ごとに分け管理をしていた。そして年に一度、地区ごとに十代の男女を一人ずつ選んだ２４人を最後の一人になるまで戦わせ、それを反乱の戒めとして国民の全てにテレビで見ることを義務付けていた。それが「ハンガーゲーム」・・・映画が続編も出て話題になっていたので気になっていたけれど、ただの殺し合いは映像で見る勇気は無かったので原作で。思ったよりもトリッキーで息もつかせない展開は非常に読み応えがあった。この心理戦は映像ならば迫力があるだろう。原作の続編も映画もぜひ手に取りたい。2016/02/03
りず
5
映画が先だったので、登場人物は完全にそっちで想像したけれど違和感なかったわ。嵌まり役だったのね！展開も忠実だったけれど、カットニスの心情描写が深いので、原作の方がやっぱり面白いなぁ。続編も読もうっ！2018/01/31
Nine
5
ジェニファー・ローレンスが出演している映画を追い続けているうちに、ハンガーゲームの原作にも手を出すことに…。細かい部分で変更点もありましたが、映画版は、原作をかなり忠実に再現していたんだなと感じました。（原作は最初から最後まで主人公視点の一人称で書かれているので、変更せざるを得ない部分があるのは仕方ないです）2014/05/30
ぽっぽママ
4
映画は見ていないけれど評判が良かったので児童書ならそう残酷な場面もないのではないかと考えて読んでみました。面白かったです。闘技場よりも主人公の育ってきた環境や心情に重点が置かれているようで、彼女が生き抜くための意志の強さが魅力的。続編があるようなので読んでみたいです。2015/10/24
Rie
4
映画の予告で気になり手にしたけど児童書なのね。何となく想像はしてたけど『ﾊﾞﾄﾙ･ﾛﾜｲﾔﾙ』っぽい。一気読みしたせいか頭がｸﾗｸﾗ。続編読もうかどうしようかな。2012/10/12
