内容説明
毒とは何か、毒はどうやって生まれたのか、毒と薬の境界線は?…そんな素朴な疑問を解明しながら、人体の奥深いなぞにまで迫る!毒と薬、生物や人体の神秘がわかる、新しい毒の本。「重金属とミネラルは同じ!?」「シンナーのにおいに引かれてしまう理由とは」「髪の毛には解毒作用がある!?」など、毒に関する意外な真実をたっぷり紹介。毒もすごいが人体もすごい!新たな発見が満載で、毒と人体への見方が変わる、刺激的な一冊。
目次
第1章 毒とは何か?
第2章 身近な毒
第3章 毒と生物の攻防
第4章 いろいろな毒と薬
第5章 麻薬はなぜ怖いのか?
第6章 毒と薬と脳の関係
著者等紹介
加藤雅俊[カトウマサトシ]
1960年、北海道生まれ。薬剤師。体内環境師。ホリスティック心理カウンセラー。薬学部卒業後、外資系製薬メーカーに入社。薬の開発に携わったのち、独立し、カウンセリングとマッサージを重視した『心と身体をケアできるサロン』を開設。その過程で東洋医学・漢方、アロマテラピーや食餌療法を学び、人の不調の包括的治療(ホリスティックケア)にあたる。人体を知り尽くし、薬剤、毒物、健康などに対しても、独自の観点と理論をもつ。プロアスリートの体内メンテナンスや、スクール、講演など、多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenyoi
2
使いようによってはなんでも毒にも薬にもなるんですね。特に麻薬、覚せい剤についての話が興味深かったです。中学生の時に習った話で懐かしかったので。 ヒマワリと放射能の関係については最近新しい報告がありましたね。2011/10/07
Smith, Ordinary. Person.
0
毒物に関するトリビア満載の入門書。これを読めば、自分がいかに毒物・劇物に囲まれて生きているかよく理解できるようになる。一方で毒物・劇物を理解することは、自分の心身を健康に保ちながら毒物・劇物と付き合う方法を知ることでもある。書名に「毒」が入っているからといって“有害”図書とは限らない。毒が薄いからこそ“有益”なこの雑学書を、できれば親子で読んで、健やかな生活をおくる上での参考になれば、紹介したかいがあるものだ。 ※暇があれば検索してみてほしい人●ビクター J.デノーブル●ジェフリー・ワイガンド2010/04/30
ピエール
0
薬理学をやる前の基礎知識と読んだらいいのでは。わさびがゴキブリに効くことと、ひまわりと放射能の関係を初めて知りました。おもしろい。2010/08/07
あや
0
薦めたくなる一冊。2010/04/02
のの。
0
分かりやすい薬理学と雑学の本、門外漢でもとても楽しめました。2009/09/21
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