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内容説明
ソーレン率いるガフール軍は、聖エゴリウスの戦いで、純血団を打ち破った。激闘の末、純血団総統メタルビークは戦死したが、その直後、悪の継承者となるべく運命づけられた雛が誕生する。ナイロックと名づけられた子フクロウは、母ナイラによって、悪と憎しみの教育を受けて成長していく。やがて、組織の幹部となるための特別儀式に臨むナイロックに、きびしい試練が待ち受けていた―。
著者等紹介
ラスキー,キャスリン[ラスキー,キャスリン][Lasky,Kathryn]
アメリカ北東部、インディアナ州インディアナポリス郊外の大草原の大邸宅で生まれ育つ。自然や歴史を題材にした児童・ヤングアダルト向けフィクション、ノンフィクションを中心に多数の作品がある。写真家でドキュメンタリー映画作家でもある夫クリス・ナイトとの共作「Sugaring Time」で、すぐれた児童・ヤングアダルト向け作品に与えられるニューベリー賞を受賞するなど、受賞作品も多い。1男1女の母
食野雅子[メシノマサコ]
国際基督教大学卒業後、サイマル出版会を経て翻訳家に。4女の母。サスペンス、ノンフィクション、絵本、児童書など、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのじつ
6
新たな主人公の誕生に新鮮味を持って読み進める。生まれて間も無いナイロックはソーレンのように裏切られたり理不尽な虐待を受けたわけではないので、まっすぐで親切な子供らしい子供。小6の息子もナイロックに心を寄り添わせやすいようだった。比較的あっさりとした描写で淡々と進行するように思えるが、相変わらず血腥くエグい展開も待っている。肉親と自我との間で葛藤する子供の成長を描いているので、ソーレンが主役のパートより構造がわかり易く、壁を抜ける清々しさへの期待値も高いので、読んでいて楽しい。2016/07/10
アル☆
4
今回はナイロックが主人公。きっとナイロックはすごいフクロウになるんだろうな。次が楽しみです。2012/04/06
くっきー
3
新章のはじまり。ソーレンは出てこないしガフールのメンバーでも出てきたのはオツリッサとエジルリブだけ。ナイラとクラッドの息子ナイロックが、ナイラたち純血団に疑問を感じ旅立ちました。今後オツリッサと何かありそうな感じだし、またソーレンたちにも会いたいので次巻を早く読みたい。2011/11/11
サラサラココ
1
小2、7巻は学校図書館の本です。この本の戦いは難しく、簡単には勝てないところが面白いらしい。2020/07/10
JUNSEI
1
ナイロックが誕生した2014/11/18
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