ローカル線ガールズ

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840121255
  • NDC分類 686.214
  • Cコード C0065

内容説明

廃線から市民の願いを受けて復活した福井・えちぜん鉄道。「乗客をもてなす」心はアテンダントたちの仕事にあらわれている。「心」が結果を生んだ感動実話。

目次

第1章 時速五〇キロの職場
第2章 小さな鉄道の大きな奇跡
第3章 「アンタは要らない」
第4章 仕事は、自分で作るもの
第5章 目配り・気配り
第6章 業務連絡は楽し
第7章 支えてくれる人たち
第8章 笑顔の力

著者等紹介

嶋田郁美[シマダイクミ]
1979年、福井県勝山市生まれ。地元のスーパー勤務を経て2003年、新会社「えちぜん鉄道」のアテンダントに採用され、現在アテンダントのリーダーと同社の広報を兼務。えちぜん鉄道のアテンダントは「車掌とバスガイドの中間」として乗降介助、無人駅からの乗客への切符販売、観光ガイドなどを行なう女性たち。えちぜん鉄道の顔として県内外にファンが多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nemuro

50
『ローカル線で行こう!』(真保裕一)を読みつつ本書を思い浮かべていたら巻末の「主要参考文献」に登場。こりゃあ今が読み頃だろうと。思えば半年くらい前のこと。「本・根室」の段ボール箱から本書、「本・函館」からは『車掌の仕事』(田中和夫/未読)と『ダイヤに輝く鉄おとめ』(矢野直美/2023年2月読了)を発掘。購入の時期も書店も異なるが鉄道最前線で奮闘する人々が描かれた本として今は一緒に並べてある。京福電鉄の廃線から奇跡の復活を遂げた「福井・えちぜん鉄道」。厳しい現実も逃げることなくつぶさにに書いているのが凄い。2023/05/22

PSV

16
失礼な話であるが、表紙の印象から、もっとアイドル的というか、おちゃらけた内容かと思いきや、かなりガチに感動する話。成長物語であったり、まあ一種の苦労話であったり、いろんな側面が絡み合って極上の読み物になっている。えちぜん鉄道、乗ってみたいですね。  ★★★☆☆2012/05/15

けんとまん1007

12
もう、絶対に「えち鉄(えちぜん鉄道)」に乗りたくなります!この一言に尽きますね(^^)とても、キュートでかわいいアテンダントさんたちだなと思います。そのこころねが素晴らしいですね。地域とともに、お客様とともに、そして「えち鉄」の同僚とともにというのが、とてもよく表れていますし、一生懸命試行錯誤を重ねながら、一歩ずつ成長していく様子も手に取るようにわかりますね。もちろん、どんな仕事であっても同じことはあるのだと思いますが、地域とともにというのが、本当に意味でここにあるのかもしれない思います。2011/08/26

charu

10
この手の本はゴーストライターがいて当然だが、その正体が福井県出身のホラー作家・雀野日名子(の別名義)だったと知ってビックリした。いくらご当地作家に書かせるといっても、何故、ホラ大賞作家に!?(「ローカル線へ行こう」参考文献で興味を覚え、Amazonレビューを見てゴーストライターの存在を知り、いろいろググって発見)。真保作品も雀野作品も電車小説も好きな自分としては、この3つが「見えない線路」で繋がっているように思えて感慨深かった。2013/10/03

BEAN STARK

9
ローカル線にアテンダントがいることは珍しい。必要か否かは賛否両論。バッグの中に小さなお弁当が入っているというのが、可愛らしくていいなと思った。電車が子どもの頃から好き。走っている電車を見るのが好きだから、運転士や駅員になりたいという選択肢はなかった。でも自分が女性だったら、世話すきだからアテンダントもしてみたいって思う。2018/02/07

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