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内容説明
ネイブは、英雄に憧れていた―。人の心に植え付けられた卵から孵る“エレメント”の力により、騎士たちの剣の交う戦場に、一攫千金を夢見るエレメント使いたちによる召喚魔法が居並ぶようになった世界。友人たちと懸賞首狩り(ロット)を組んだネイブはしかし、メンバーの中でただ一人エレメントの孵っていない「雌鶏」だった。だが、早くに両親を亡くしたネイブは、たった一人の肉親である妹のために、自分がロットの優秀なリーダーとして活躍しているのだと、嘘をつき続けていた。そんな、とても危うく、ささやかな幸福の日々に、亀裂を生む「事件」が起こる―。やがてネイブを襲う衝撃の運命とは!?第3回新人賞佳作受賞作、威風堂々の刊行。
著者等紹介
七位連一[ナナイレンイチ]
『地を駆ける虹』で、第3回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞。和歌山生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅんぽろ
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いやあ、厳しい。自分の弱さに打ちのめされながら、夢を追い力を求めた少年。弱肉強食の現実と絶望、そして力を得る為の代償。お気楽なファンタジーが多い中、あっけなく人の命が失われていく世界の厳しさが胸に来る。どうかネイブに希望を、幸せを…。2017/05/02
アヤ
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面白かったけど、主人公のネイブに少し読んでて苛々したかな2011/01/18
LongGate
0
こっだけ死ぬのは珍しいのう。2009/12/26
安眠練炭
0
デビュー作だけあってやや生硬なところもあるが、物語づくりのツボはおさえており文章もしっかりしている。2009/08/05
永山祐介
0
面白かったけど……主人公・ネイブが自業自得なんだよなあ2007/09/23
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