内容説明
ソーレンとの対決で重傷を負ったメタルビークは、巡礼中のフクロウに助けられて、一命をとりとめる。そして、ガフールの勇者たちへの復讐を誓うのだった。一方、ふしぎな“かけら”をめぐって、純血団のスパイが聖エゴリウス孤児院に入りこんでいるとの情報があり、ソーレンら“特命チーム”は、孤児院へ潜入することになった。しかし、同じ頃、メタルビ-クは着々と兵力を集め、ガフール総攻撃の準備を進めていた。そしてついに、フール島は完全に包囲され、絶体絶命の危機に陥った―。
著者等紹介
ラスキー,キャスリン[ラスキー,キャスリン][Lasky,Kathryn]
アメリカ北東部、インディアナ州インディアナポリス郊外の大草原の大邸宅で生まれ育つ。自然や歴史を題材にした児童・ヤングアダルト向けフィクション、ノンフィクションを中心に多数の作品がある。写真家でドキュメンタリー映画作家でもある夫クリス・ナイトとの共作「Sugaring Time」で、すぐれた児童・ヤングアダルト向け作品に与えられるニューベリー賞を受賞するなど、受賞作品も多い
食野雅子[メシノマサコ]
国際基督教大学卒業後、サイマル出版会を経て翻訳家に。4女の母。サスペンス、ノンフィクション、絵本、児童書など、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そのじつ
10
初めての戦闘をくぐり抜け大勝利を収めたソーレンたちは新たな任務を与えられる。悪名高き聖エゴリウスの面々が再登場。うひ〜!と悲鳴が出てしまう醜悪さに、息子と顔を見合わせてしまう。そして始まる戦争。副題「フール島絶体絶命」ですから。またまたハラハラドキドキが高まる巻。そういえばフクロウって猛禽類だったよね。肉食だし。なかなかグロい展開が待っていて、児童書だと油断しているとギョッとします。そんな中、エジルリブ&オクタヴィアのコンビにちょびっと萌え。まさに「選ばれし者」(ハリポタ風)のソーレンは運命と戦い始める。2016/05/31
くっきー
3
クラッド酷すぎる…。今巻ではソーレンたちが聖エゴリウス孤児院へ潜入、純血団との戦争と危険がいっぱいだったけど、チームがそれぞれの得意な力を発揮して困難を乗り切っていくのがいい。2011/10/22
ねええちゃんvol.2
2
★★★★★ ふくろうたちの戦いが壮絶でハラハラ。2012/12/25
uyo
2
クラッドひどすぎる。2011/05/02
サラサラココ
1
小2、朝5時起きで読んだ本。相当面白いらしい。「どうなった?」→「ピンチになった。」副題がそうだからね。2020/07/08
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- 和書
- 現代史の対決