ダ・ヴィンチブックス<br> ありがとう、さようなら

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ダ・ヴィンチブックス
ありがとう、さようなら

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784840118781
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

「僕は先生のことを愛しています。今度のテストで100点取るので結婚してください」辞めてやるって思うことも時々あるけれど、せんせいの毎日はそれ以上の感動がいっぱい。小説家・瀬尾まいこがデビュー直後から3年半にわたって書き綴ったエッセイ集。

目次

給食の鯖
「選択3」の時間
おしゃれチェック
生徒会のこと
草は踊る
点数宣言
誕生日
T先生
涙の学年末テスト
約束厳守
N君のこと
生きていく力
些細な親切
眠る、食べる
頭痛持ちの悩み
スピードマスターズ
初マッサージ
鍵パニック
贅沢生活
野球、野球、野球
新生活!
教師という仕事
家庭訪問
ファンとの遭遇
恐怖の点滴
大人の合宿
一致団結!
金メダル
K君のこと
大事件発生!
超思春期
生徒会担当
修学旅行
最優秀賞!
スポーツマンシップ
ブロック長
てる子さんの出産
サプライズ部
その後のサプライズ部
妹、登場。
今年こそ
そして、卒業式

著者等紹介

瀬尾まいこ[セオマイコ]
1974年生まれ、大阪府出身。京都府の公立中学校で国語教師を続けながら、作家として活動中。2001年『卵の緒』で、第7回坊っちゃん文学賞大賞、2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

初雪ハロー

161
かなり、面白かったです。教員の体験談は、面白かった。2019/05/05

パフちゃん@かのん変更

102
中学校の先生としての瀬尾さんのエッセイ。決して熱血ではなく、頼りないところも大いにみられるが、押し付けがましくなくて温かい。生徒もそんな瀬尾さんが放っておけない感じで自分から頑張っている。2組ラブの気持ちが伝わってくる。2013/07/13

ポップノア@背番号16

85
作家さんでありながら中学校の教師でもある瀬尾さんのエッセイ集。全校生徒が30人の小さな学校から、200人以上いる赴任先の話まで約3年間の日常が先生目線で描かれています。最近の中学生は個人主義でクールな印象がありますが、ここに出てくる生徒達はみんな明るくて思いやりがある良い子ばかりです。「先生と生徒」以上の絆で、昭和の学園ドラマにも似たほっこり感を感じました。ただ、ご自身も書かれていましたが、良くも悪くも本当に学級新聞のようなテイストですので、瀬尾さんのファンになってから手に取る事をおすすめします。2019/03/19

takaC

78
まるで「学級便り」を読んでいるかのような感覚で楽しめる随筆集だった。せっかく講師から正教員になったのにその後退職されてしまったのはやっぱり文筆業との両立が困難だったということなんですかね?瀬尾さんの性格的にも作風的にも覆面活動は難しそうですからね。2012/05/22

おくちゃん🌸柳緑花紅

70
最初のページから最後まで泣けて泣けて仕方がありませんでした。何故なんでしょう。中学生だったのは遠い遠い昔。職業も先生(教師)でもないのに・・・。瀬尾さんの作品はどれも好きです。何故なら、きっと周りを見る目が温かくて、受け入れる器がゆったりと広く、優しさにあふれていて、周りの全てから学ぼうとする謙虚さがあるからでしょうか。今日の私は図書館の隅で泣いていた変なおばさんになっていました。2013/09/21

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