内容説明
ダ・ヴィンチ編集部と超豪華作家陣が渾身の力でお届けする、小説への道案内。
目次
巻頭対談 わたしにも小説が書けるかな?
第1部 はじめてでも書ける!小説の書き方(はじめての小説の書き方;文芸編集者匿名座談会 よい原稿とダメな原稿はココがちがう! ほか)
第2部 作家が教えてくれる、小説の書き方(わたしがはじめて小説を書いたとき;実力派作家が明かす「私の禁じ手」 ほか)
第3部 プロの作家になるために。(作家デビューの5つのルート;わたしはこうして作家になりました ほか)
第4部 あなただけに教える文学賞攻略法(メッタ斬りコンビの新人賞傾向と対策;わたしはなぜ文学賞を目指したのか ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
嫁宮 悠
5
本気で小説を書きたいわけじゃあないけれど、こんな本があったら手にとってしまう。私は理想的な書き手としての自分へと至る方法を、こういった類の本の中に見つけだすことができない結果によって、自分のちっぽけな自尊心だとか、意欲のなさ、怠惰さを隠蔽しようとしている。安心しようとしている。本気で小説を書きたい人はただ自然に書くものなんだろうな、知らんけど。私は文章を書くのは好きではない。だからこそ、読書メーターで書く習慣を残している。さて、この本の収穫としては、文章読本のリストが掲載されていることでしょうか(22冊)2021/02/26
kitcyan
4
図書館で見つけて借りたんですが、こりはえがった。いろんな意味で面白かった。図書館でえがった。(笑)2011/04/06
あかり
3
ブログの書くためにも参考になると思い読んでみた。プロとアマチュアの違いは読者に対する意識の比重とのこと。また、作家・書評家からのコメントでは小説を書くことは決して楽しい作業だけではなく苦痛や努力の連続であることも書かれている。自分が楽しむ読書にはそうした作家さんたちの努力が欠かせないということがわかる。2013/05/19
葉菜枝
3
プロの作品の文章を例にして小説の書き方がわかりやすく解説されている。各テーマの終わりにそのプロの作品のあらすじも付いていて読書ガイドにもなる。いろんな作家のインタビューも興味深かった。 今から5年前(2007年)発行のこの本。有望株作家大予想で、辻村深月さん、有川浩さん、谷川流さんなどが取り上げられていてさすがだなと思った。辻村深月さんの「凍りのくじら」おもしろそう。2012/09/16
shigoro
3
書きたいと思っているわけではないが、書いている人(作者)がどうやって読み手に興味を示すように書いているかは興味がある。しかしただ大まかな流れが書いてあるだけで、これを読んでも書けないだろうけど…。編集者が語る新人賞に対しての傾向や、新人の育て方などはちょっと面白かった。あとは出版した07年からみる新人ダービーは、答えが分かっている今、比較して読むと苦笑してしまうかな。 2012/06/05