出版社内容情報
北山 葉子[キタヤマ ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
なにもできないマルがおもいついたしごとは、いぬというだけでできるばんけんや。「わんわんわんばんけんや」ね、ほえるだけでできるしごと。
著者等紹介
きたやまようこ[キタヤマヨウコ]
1949年東京生まれ。文化学院卒業。『ゆうたくんちのいばりいぬ』シリーズ(講談社出版文化賞絵本賞)、『りっぱな犬になる方法』(産経児童出版文化賞推薦)、『じんぺいの絵本日記』などの作品で、路傍の石幼少年文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
40
走る事も泳ぐ事も、そして甘えることも苦手なダメダメな犬のマルが思いついたのは、犬というだけでできそうな「番犬屋」というお仕事。さてさて成果のほどは・・?いやぁ、マルが可愛かったです。一つ一つの経験を重ねることによって成長していくマル。マルが作ったチラシも、どこかずれた感じの格言らしき文言も味わい深くて良かったです。マルのイラストには癒されました♪★★★2012/02/09
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
39
得意なことがない犬のマル。何かをしたいと思い始めたのは「番犬屋」。失敗も多いけれど、少しずつ成長していくマル。一生懸命頑張るマルがいい。絵もほんわかしていて可愛い。2023/01/31
ツキノ
22
【番犬屋のお仕事×誰かが言った名言集】2007年3月発行。きたやまようこさんのエスプリの効いたおはなし。子どもの頃出会って読んだら何かが変わった気がする。番犬屋という商売を思いつき、やることにしたマルの奮闘。広告や日誌もあるのが素敵。大好き、こういうの。そして本文中にある格言。これも大好き。【130-659】2022/07/13
どあら
16
図書館で借りて読了。久しぶりにきたやまようこさんの本を読みました。2017/01/01
anne@灯れ松明の火
16
読友さんご紹介。きたやまさん追っかけ中。得意なことがない犬のマル。でも、犬だからできることを見つけた! それが「番犬屋」。だって、猫だったら、番猫屋だもんって(笑) 迷ったり、悩んだりするたびに、”どこかの くにの えらい 何か”がアドバイスをくれる。そして、マルは立派な番犬屋をめざして、一生懸命頑張るのだ!「失敗しても大丈夫。やってみることが大事」どこかの国の偉い目玉焼きが言った言葉。目玉焼きさん、哲学者? スゴイ!(笑) 自分も頑張ろうという気持ちになれる作品(^^)2013/09/26