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内容説明
19世紀末ロンドン。忙しく日々を送る遼太郎は美弥子らに言いつけられた買い物の途中で、少女シャルロットに出会った。彼女は遼太郎に「『彼女』は必ず返してもらう。神のみ技を汚すのみならず、尊いその血を盗んで逃げた者には、必ず神の裁きがくだるでしょう」と言い放った。何のことか解らず邸に戻った遼太郎だが、クリスティーナにこの件を話したところ、彼女の表情が変わった。そして、昼の女王たるビクトリア女王にローマ教皇庁から「『聖杯』を返せ」との要請が送られてきたという話をジンジャーから聞き、不安を覚える遼太郎。そして謎の鍵を握る『シオン騎士団』とは?新展開突入!大好評マジェスティックファンタジー第5弾。
著者等紹介
五代ゆう[ゴダイユウ]
1970年生まれ。1991年「はじまりの骨の物語」(富士見ファンタジア文庫)で第四回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
2
図書館本。パラケルススの5巻。 吸血鬼騒動から一転、一気に話が進む。 クリスティーナのこと、「聖なる血」、「聖杯」 次々と謎が明らかになっていく。そして、遼太郎、まさかの覚醒。 でも、最後のオチは情けないことに。 ってか、このオチは2巻と同じでは?w なにげに、ジンジャーが一番遼太郎を攻めてるよなぁ。 新キャラのシャルロットは今後も出てくるのだろうか? 評価:星3. ここから一気に話が動き出す予感。ラスボスみたいなのも見えたし。2016/10/28
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
1
扉絵を(ry この辺から、段々とえらいスケールのでかい話になっていきます。
TSUBAKI Shin-ya
1
ようやく裏設定の全貌が姿を現す。クリスティーナのほうの設定は透けて見えていたが、前巻ではじめて明らかになった遼太郎の設定のほうはそういう位置づけか。それにしても遼太郎の女性キャラほいほいっぷりは健在。さすがに周辺に配置したままにするわけにもいかないので最後は退場。でもチャンスがあればまた出てくるのかも知れない。2012/01/15
isfahan
1
ダヴィンチコードと見せかけて、確実に+αがある五代ゆう。これからどうなるか、本当に期待。遼太郎が意外と女の子的能力で驚く。2009/08/23
結城あすか
0
シオン騎士団の登場で、クリスティーナの正体について触れられてるけど、それがそのまま真相じゃないとは思うにょ。遼太郎の秘めたる力も登場してるけど、発動原理がマイナス思考というか女性原理というか……ヒーローにはなれそうに無いにょ。ああ、「秘めたる力」じゃなくて「姫たる力」なのかにょ。2006/11/01