内容説明
マンハッタン中心部で銀行強盗が50人の人質を取り立てこもった。ニューヨーク市警のフレイジャー捜査官はすぐさま犯人グループのリーダーと交渉を始める。しかし事件発生から7時間が経過しても、犯人たちは焦った様子を見せない。爆破予告、奇妙なクイズ、外国語の会話。何かがおかしい、とフレイジャーが気づきかけたとき、謎の女弁護士ホワイトが犯人との接触を要求してくる。正体不明の依頼人に、知性あふれる犯人。これはただの強盗ではなく、巧妙に構築された犯罪プランだ。―鬼才スパイク・リー監督はじめての本格サスペンスを完全ノベライズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
16
好きな映画だったので楽しく読めました。銀行に4人組の強盗が入り50人程の人質を取り立て籠る強盗事件が発生。犯人は人質を犯人達と同じ作業服に着替えさせて監禁する。交渉にあたるのはフレイジャー刑事、しかし何故か犯人は落ち着いているし、銀行の会長のハリスや市長と凄腕弁護士のホワイトは訪ねて来るしで普通の事件ではなく裏に何かあるとフレイジャーはにらむ。映画では犯人と人質を見分けずらくてごっちゃになってしまう事がありましたが本では犯人の動きが分かりやすくて今まで?だったところも理解できました。本も映画も面白かったー2018/03/10
sasa
1
大好きな映画だったので古本屋で見かけて買ってみた。洋画文庫を初めて 読んだが映画の文章化ってことで、映画では映像だけの説明なしで表現されていた共犯者の正体がはっきり書かれていて分かりやすくなっている2012/08/03