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内容説明
“ぼく”こと森田友二はイジメを避けて受験した遠くの進学校・珠山三高の合格発表で、なぜか片想いの相手の乾琴子さんと再会、二人で抱き合って合格を喜び合った。でもそれは、一時の興奮状態が引き起こしたただの偶然。単なる幸運でしかなかった。結局、高校でもクラスに馴染むことなく、ナナフシのように息を殺して、地味に、目立たないようにして過ごしてきた。彼女ともあれ以来もう一年近く話をしていない。―だからぼくは、あの本に載っていた「ゴーレム」の女の子を作ることにしたんだ。新世代作家が贈る、しっとり感動の鬱デレ系ストーリー。うろたえつつ始動。
著者等紹介
大凹友数[オオクボトモカズ]
1984年岩手県生まれ、宮城県在住。『ゴーレム×ガールズ』で第1回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作を受賞。デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彩灯尋
2
読者を楽しませるというよりかは、自分の中にある物語をとにかく綴りたくて出来上がったかのようなストーリー。それぞれのキャラへの愛を感じられた。きっとこれは読者が面白い面白くないの前に、作者が書きたい書きたくないの世界なのかなぁと。2016/09/11
デート・ア・ライブ
1
3編(3女)で構成されるゴーレム話。 みんな切ない設定のヒロインのすみれちゃん、唯さん、琴子さん ちょっと怪しい姫さんときーちゃん 片倉兄。 お話は面白いのですが特に主人公が琴子さんを思うがゆえのネガティブ性格がくどかったかなぁ… 理解出来ないでもないのですが・イラストがめっちゃカワイイのが救い。 お気に入りは唯さん。 作者の経験からなのか主人公はかなり後ろ向きな性格。 引きこもり経験のない私はある意味で斬新でこういう思考するのかと。感心したり。この辺好き嫌いが別れると思います。2012/11/20
ぺてがり
1
後ろ向きな主人公がゴーレムとの係わり合いからちょっとだけ前向きになるお話でした。なんというかじめっとした空気な作風で個人的にはあんまり楽しめませんでした。でも、ヒロインはかわいいと思います。2012/05/03
miruna
1
稀代の奇書。面白いかどうかはともかく気持ち悪さが凄い、いい意味で。未来のイヴより気持ち悪い。
黑猫
0
2005年11月7日読了2005/11/07
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