内容説明
ここらへんでもう一度私の好きなものを見つめて、好きの基準を知っておこう。そうして自分流の気持ちのいい生活を始めよう。
目次
楓のボール
竹のカトラリー
アフガンの器
朝のリズム
朝ごはん
らっきょう漬け
おしぼり
柄の布
色のある器
のみの市〔ほか〕
著者等紹介
高橋みどり[タカハシミドリ]
1957年生まれ。女子美短大の時に陶芸を専攻。卒業してテキスタイルのアトリエに通う。大橋歩事務所、ケータリングを経て、フリーのスタイリストへ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mura_ユル活動
72
【手土産本】フードスタイリストの高橋みどりさん。食器、テーブルクロスなどのテキスタイル、靴、カバンなど好きなものが紹介されている。私の関心は手土産品。東京の和菓子等が並ぶ。ショコラ(クドウ/南青山)、バラ寿司(八竹/神宮前)、豆大福(紅谷/南青山)、豆大福(瑞穂/神宮前)、くすくすのパン(パン焼き人/目黒区八雲)、おいなりさん(おつな寿司/六本木)、プチフール(小川軒/ロールケーキ/代官山)、黒豆大福(つ久し/目黒区八雲)、ちらし寿司(梅好/西麻布)2017/08/13
マッピー
16
ページをめくると、木の器、竹のカトラリー、ごついガラスの器…。ああ、私もこういうの好きだ。柄の主張の激しい食器はあまり好まなかったんだけど、最近、大ぶりの暖色系の見るからに元気が出そうなお皿がちょっと気になっている。使い勝手の良い、うつわの大きな器が好きなところに勝手にシンパシーを感じる。最後の方に「スタイリスト」と書いてあって、驚いた。確かに布に対する愛も書いてたけど、圧倒的に食器周りにページを割いていたじゃん。でも、手掛けた作品を見ると、お料理本なのね。なるほど食器もファブリックも好きなわけです。2024/07/08
ケロコ
16
【図書館】好きなことに理由なんてない。理由なんていらないのだ。2018/02/18
ココアにんにく
3
図書館本。「シンプルに暮らしたいが引越しの際に予想外の荷物の量」という序文を見て自分と同じと思い読んだ。類書で必ず出てくる野田琺瑯が気になる。白いオックスフォード地を切りっぱなして吊るすとりあえずカーテン。直火皿。重ね・入れ子になった器なども気になる。高知の日曜朝市は有川浩さんの小説で読んで一度行ってみたいと思っていた。筍や椎茸の寿司やもち菓子など素朴でおいしそう。ひとつのモノをいろいろ使って工夫する。使ってこそ楽しい―と勉強になることがいろいろ書かれた一冊。2016/01/04
たんぽぽ
3
自分の好きな物がわかっているって素敵なことだ。 読み返すたびに、まだまだ修行がたらんなぁ…って思ってしまう。