内容説明
そう、今度のエロイーズはクリスマスまっさいちゅう!キラキラ飾りとヒイラギつけて準備ばんたん、ファラララとごきげんです。ジングルベルの合唱の向こうからほら、ほら、ほら、いつものあの声が聞こえてくるでしょう?今日はてってーてきにクリスマスダンゼン意義ナシ!みんなにプレゼント配らなきゃ、いちばん肝心なのは、それ。クリスマスにはツリーを飾って、ベルを鳴らして、うっきうきして、楽しくやりましょ、このあたし、エロイーズと一緒に。
著者等紹介
井上荒野[イノウエアレノ]
1961年東京生まれ。成蹊大学文学部英米文学科卒業。1989年、小説「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞受賞
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感想・レビュー
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kanata
24
住まいのあるプラザ・ホテルのクリスマスパーティーに潜入しまくるエロイーズ。ツケでルームサービスを受けたり物を買いまくるのはそろそろ誰か止めてあげないと、とんでもないことになりやしないかとハラハラする。結局、シリーズ4冊すべてにママは登場しなかった(ママがエロイーズに語りかけるのは、パリへ招待状や今回の長距離電話くらい)。動物たちや面倒をみてくれるナニーだけだとあんまりよくないよね…と思いきや、ホテル内の大人たちはエロイーズを気にかけてる様子。お金持ちの娘だからという理由じゃないとよいけれど。2018/06/17
魚京童!
12
ルソー読まなきゃ…。2016/02/14
ちー
4
なんとも独特な雰囲気の作品。エロイーズという少女はやんちゃで明るく、そしてみんなの人気者。高級ホテルでナニー(家政婦、もしくはチャイルドシッター)と過ごしているエロイーズはクリスマスの準備がしたくてたまらない。踊ったり、ほかの人にちゃちゃを入れたり、はちゃめちゃだ。しかしそのハチャメチャなところがいいところなのかもしれない。とっても元気な女の子の物語、絵を楽しむというところもある絵本なので、ゆっくり一人読みもしくは読み聞かせがいいかもしれない。2017/12/07
ひとみ
2
クリスマスの本を真夏に読む。ずっと欲しかった本を買ったのがこのタイミングだったので仕方が無い。ニューヨークのプラザホテルに仲良しの乳母と一緒に住んでる女の子エロイーズ、彼女の暴れっぷりをみると胸が清々します。2013/07/25
BJ
0
17002016/07/09