内容説明
結婚を明日に控えた由希子は、昔の恋の思い出の品を捨てに出かけて雪山で事故に。気がついたときは、19歳の頃の「恋の時代」に逆戻りしてしまう。不思議なことにひとつの時代にとどまらず、彼女が経験した「恋の時第」すべてに。24歳、17歳、22歳、30歳…。現在の時間の中では、彼女と婚約した恋人が、行方不明になった彼女を探している。忘れていた恋の思い出。忘れようとしていた恋の思い出。振り返りたくもない恋の思い出。もう一度会いたかった恋の思い出。由希子は「あの頃」は知らなかった恋の本当の姿の前で、ためらい、立ちどまる…。「電話をしても出ないし、家にもいない、車で出かけたみたいなんだ。こんな真夜中に。明日、結婚するっていうのに」由希子は「現在」に戻ってこれるのか…。忘れられない恋を持ちつづける、あなたに伝えたい恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしりん
10
『もし‘昔の恋’に戻れるならあなたはどの恋にめぐり会いたいですか…?』この帯の言葉にやられた。内容もまあよかったけど最後に見た夢がどういう意味なのかわからずもやもや(-"-;)2016/07/12
wakapa
0
最後から1ページ前の夢?がよく分からなかった 盈くんステキ!!2014/05/01
U key
0
結婚式前日、昔の恋を辿る事になる話。人と付き合うというのは、二人だけの事じゃないと痛感。友人、家族、居合わせた他人など色んな人が絡んでいる。物と音楽と恋で時代わけ、という視点は面白い。文章にくせもない。あっさり読める手軽な小説として、もっと評価されてもいいのでは?ただ時代設定が古いので、現代バージョンがほしいところ。2012/07/08
おさと
0
文章はうまくない。そんなに恋の思い出なんかねーよ(#・∀・)ケッ 2012/03/20
こっぺ
0
思い出の曲はなんですか?2004/05/16