ダ・ヴィンチブックス
二階堂黎人VS新本格推理作家 おおいにマンガを語る―「大事なことはすべてコミックから教わった」

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784840100427
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

内容説明

著者たちの世代は、少年期のほとんどをマンガと共に歩んできたし、人生の大半を、マンガという文化が爆発的に発展していく過程に晒していたと言ってもおかしくはない。そうした状況を鑑みたとき、著者たち新本格ミステリー作家の成り立ちとして、マンガの影響は絶大であったと認められる。その推測を実証する意味合いを込め、著者はこの『二階堂黎人VS新本格推理作家 おおいにマンガを語る』という対談を発案したのだった。そして、その結果は、想像以上に、我々の世代に対するマンガの影響力の大きさがわかった。

目次

綾辻行人
有栖川有栖
柴田よしき
芦辺拓
歌野晶午
島田荘司
桐野夏生
笠井潔
北村薫
竹本健治〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

18
綾辻行人「楳図かずおさんの作品はすべて好きなんですよ・・・何せ「心の師」ですから」、竹本健二治「ぼくはずっとマンガ家志望で、小説家になるつもりは一切なかったんですよ」、京極夏彦「水木さんがマンガで描くようなものを小説で書きたいな、と意識はしているんです」新本格ミステリー作家の成り立ちとして、マンガの影響は絶大だと考えた著者が、17人の作家と対談。好きな作品、思い出深い作品、それらから受けた影響などを語る。2016/08/11

Tanaka9999

14
2000年発行、メディアファクトリー ダ・ヴィンチ編集部のソフトカバー本。17編。対談集。私は漫画がどうもダメで積極的に読む気にはなれない。小さいころ、テレビの仮面ライダーやウルトラマンを怖がっていたそうだから、漫画もその流れでダメなのかもしれない。親から「漫画なんか読むな」と多少言われてたことも影響していると思うが。そういう訳で、この話には少しついていけなかったかな。2023/04/13

ソルト佐藤

4
積ん読消化のためにざっと読む。島荘がマンガ読むイメージが少なくて、それが気になってかっていた。なるほど。あしたのジョーのお嬢さま好きですか。さもありなん(笑 あと、対談した時期によって、二階堂黎人の髭の量が違うのがなんだかおかしい(笑 それに、巨人の星嫌いについて、えんえんとかたる黎人、のちのX論争の萌芽みたいで、おとなげないと思います(笑 自分はつまらんだけでよいだろうに。2020/06/18

1977年から

0
2000年

きりだんご⭐️新潮部

0
●図書館2012/09/25

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