内容説明
リトグラフの機械で刷られたアリスは、まるでお菓子の生地のように。バターと小麦粉をこねてのばしたパイ皮に古風に描かれた絵が、ローラーから何枚も出てきて、たっぷりとチョコレートをかけて出来上がっただんだん重ねの大きなケーキのようです。甘くて美味しい出来上がりに満足していただければと願っています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りりす
25
金子國義追悼展で読ませていただきました。サイン入ってた。訳、挿絵共に金子國義。7月公開のアリスインワンダーランドの前に読めて良かった。穴に落ちるところ、大きくなったり小さくなったりするところが好きで読んでるときはそこだけやけに興奮気味になります。2016/03/26
黒猫
6
絵・訳 金子國義 のアリス。 このイラストのカレンダーを昔持っていたので懐かしくなって本書を購入。テニエルに負けないくらい絵もシュールだけど、アリスの弾け具合?にびっくりした!不思議の国のアリスっていうとどうしてもディズニーのアリスのイメージが強いので。。不思議の国のアリス大好きで何冊も本を持ってるのに 、読んでないものが多いので読み比べしてみようと思います。2014/11/18
松根マサト
4
金子國義による訳、挿絵。間違いなく日本で出版されてる書籍の中で一番上手に翻訳されてる「面白いアリス」ちなみに金子國義は、料理の鉄人でおなじみ、フレンチシェフ石鍋裕のブランド「クイーン・アリス」の洋菓子パッケージイラストも手がけている。2012/12/02