出版社内容情報
高校一年生、水井鏡太郎は友人の高野聖から元恋人である加賀見清花に呪い殺されると相談を受けた。その実態を調べるために加賀見清花が所属するオカルト研究部に行くと、部長の宇都機理世と出会う。
理世は”呪われている”と噂される謎多き少女だった。
理由付けができないもの、反証できないものこそがホンモノの怪異!と主張する理世とともに、鏡太郎は掲示板に寄せられた怪談がホンモノかどうか調査することになるが――。
子どもをさらう天狗、男を呪う妖刀、人を狂わせるいわくつきの館。
そして理世はどうしてホンモノと出会いたがっているのか。
『子ひつじは迷わない』(KADOKAWA)、『まるで名探偵のような』(東京創元社)の久青玩具堂が贈る、ポップで怖くてもどかしいジュブナイルホラーミステリ。
目次
プロローグ
第一話 天狗 隠しの怪―Invisible Ladder
閑話休題
第二話 羅切丸の怪―Ripper RIP
閑話休題
第三話 両喜亭の怪―THE CURIOSITY HOUSE OF RYOKITEI
エピローグ
【目次】
プロローグ 3
第一話 天狗 隠しの怪―Invisible Ladder 21
閑話休題 112
第二話 羅切丸の怪―Ripper RIP 125
閑話休題 175
第三話 両喜亭の怪―THE CURIOSITY HOUSE OF RYOKITEI 183
エピローグ 270
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- 日本史の謎は科学で解ける