出版社内容情報
時は明治――戦で命を落とした兎月は修行のため宇佐伎神社の用心棒としてよみがえり、日々参拝客の願いを叶えている。
ハロウィーンが近くなったある日、悪を封じ込めていた災いの石が、商人の手によって持ち去られた。
そんな中兎月は、異国へ渡る少女と出会う。
花のような美しさに惹かれるが、実は悲しい過去の接点があり……。
ランタンに火が灯るとき、2人の運命は――。
続々重版の大人気和風ファンタジー第七弾!
【目次】
霧の島
影の兼定
神隠し長屋
幕間 小さな人 二
厄の卵
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