出版社内容情報
見たこともない序盤戦術で相手を翻弄し、あっという間に勝勢を築いて勝ち切る。
ネット将棋でもアマ大会でも無双できるような、そんな奇襲戦法はないものか。
・・・ありました。
将棋ブロガーとして知られる二歩千金さんが開発した「2手目△3二銀システム」です。その名の通り2手目に△3二銀と突き、さらに△4四歩と突いていく独自の世界。
そこから「シン・パックマン」や「力戦四間飛車」「角道不突き雁木」につながっていきます。
また、相手が飛車先を突いてきた場合もあくまで変態チックな陣形を維持できるのが「2手目△3二銀システム」の真骨頂。こちらは「無理やり向かい飛車」や「都成流」「サイキック腰掛け角」に移行します。
「序盤の鉱脈があらかた掘り尽くされた現代将棋においてラストフロンティアといっても過言でない作戦」と著者が言うように、2手目△3二銀は手つかずの未開の地、最後の楽園です。
本書で「2手目△3二銀システム」を身につければ相手をキリキリ舞いさせて勝つことができるでしょう。とっておきの奇襲戦法をぜひ自分のものにしてください!
内容説明
驚愕の奇襲!現代将棋に残された最終兵器。
目次
序章 2手目後手3二銀の知られざる世界
第1章 先手7六歩後手3二銀先手2六歩(シン・パックマン(後手4四歩先手同角)
力戦四間飛車(歩を取らず1)
角道不突き雁木(歩を取らず2))
第2章 先手2六歩後手3二銀先手2五歩(無理やり向かい飛車(後手2四歩)
都成流(後手3一金)
サイキック腰掛け角(後手4四角))
第3章 先手振り飛車(パックリアン戦法(対中飛車)
飯島流引き角(対四間飛車)
高田流左玉(対三間飛車))
第4章 初手先手7八銀探究(山崎流(先手9六歩)
康光流(先手6八飛)
メイドシステム(先手7九角)
ハロウィン殺法(先手8六歩))
著者等紹介
二歩千金[ニフセンキン]
ひきこもり将棋オタク。2013年に序盤研究ブログ「現代振り飛車ナビ」を開設。中飛車左穴熊封じのオリジナル研究を公開しネットで話題に。翌年に現在のメインブログ「人生0手の読み」を開設。より広範なジャンルを扱っており、今年でちょうど10周年となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
nosime_tombo