出版社内容情報
世界遺産は1,100件を超え、日本国内のみならず世界的にも大きく注目を集めるコンテンツとなっています。そうした世界遺産の全てを紹介する新書籍を上中下巻の三巻セットで発行します。
2023年の世界遺産委員会で登録された全遺産1,199件のうち、上巻では日本の遺産を扱うほか、世界遺産活動を理解する上で重要な世界遺産の基礎知識もボリュームアップして詳細に説明しており、世界遺産の全てを知る上で必須の一冊です。
また書籍は、これまで30万人以上が受検している世界遺産検定の1級用公式テキストになります。
目次
地域別地図
1章 世界遺産の基礎知識(世界遺産条約;UNESCOと世界遺産委員会の諮問機関;世界遺産の定義;顕著な普遍的価値の評価基準;世界遺産に関係する概念 ほか)
2章 日本(北海道・北東北の縄文遺跡群;平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群
日光の社寺
富岡製紙場と絹産業遺産群
ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
minochan
5
世界遺産検定一級のテキスト。二級テキストより分厚い本が三冊も……。二級は300程度の遺産が試験範囲だったのに対して、一級は全遺産 (>1,000) が対象。 上巻は世界遺産条約についてと日本の全25遺産が載ってる (厳密には先週新しく佐渡島の金山が追加されたので26!) 。二級テキストより一遺産あたりの文章量は圧倒的に多い (定量すると4倍だった) が、そのぶん読み物としてのクオリティが上がってか、かえって読みやすかった。 この調子で上中下巻を読破して、12月の世界遺産検定一級に合格したい!2024/08/04