出版社内容情報
「久しぶりに戦術書をまとめて思ったことは、AIの影響もあって振り飛車の戦いも大きく変わったことだ。相居飛車の角換わりなどはAIでの事前研究がないととても戦えないが、その重要性は振り飛車にも及んでいる」(まえがきより)
本書は鈴木大介九段が四間飛車の戦い方について解説した本です。現在、居飛車の主流作戦となっている、急戦、居飛車穴熊、ミレニアムの攻略法を、「急戦は▲5七金で受け止める」「穴熊には△4四歩を突かせて攻めの形を作る」など、戦型ごとの急所を紹介しながら「鈴木システム」として1冊の本にまとめました。
振り飛車の醍醐味は、さばいて勝つこと。大介流の豪快なさばきは健在で、AIによる研究も取り入れることによって、さらに正確さが加わりました。ぜひ大介流の力強い振り飛車感覚を身につけて、さばいて勝つ楽しさを味わってください。
内容説明
「将棋は最後に振り飛車が勝つようにできています」急戦には先手5七金、居飛穴には先手6六銀パターンを覚えて勝ちきろう!
目次
第1章 先手四間飛車VS急戦
第2章 後手四間飛車VS急戦
第3章 先手四間飛車VS居飛車穴熊
第4章 後手四間飛車VS居飛車穴熊
第5章 先手四間飛車VSミレニアム
第6章 後手四間飛車VSミレニアム
著者等紹介
鈴木大介[スズキダイスケ]
1974年7月11日生まれ。東京都出身。1996年、第15回早指し新鋭戦で棋戦初優勝。2000年、第49回NHK杯戦で優勝。2017年3月1日、九段。2017年5月から2023年6月まで日本将棋連盟常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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