出版社内容情報
本書は、Microsoftが提供するAzure OpenAI Serviceを使って、大規模言語モデルを使ったプログラミングの基礎から、目的に応じたさまざまな設定方法、Webアプリケーションでの利用方法までを解説します。
※Azure OpenAI Serviceは、OpenAI APIをAzureから利用できるものです。これを使うことによって、Azureの持つスケーラビリティや信頼性、各種機能を活かしつつプログラムを作ることができます。
最初に「Azure OpenAI Studio」を利用してモデルの用意や機能の概要を学んだのち、「Visual Studio Community」を使って、C#で開発を行っていきます。
最初はコンソールアプリを作りながら「チャット」と「イメージ生成」「Embedding(分類や類似性の算出)」「微調整(ファインチューニング)」のプログラミング方法を解説します。
その後、Webアプリケーションの作成やデプロイ、アクセスできるユーザーの制御などの方法を解説します。
すでにAzureで開発を行っていてOpenAIの機能を使いたい方や、OpenAI APIの機能は使えるが、スケーラビリティ確保を考えている方におすすめの1冊です。
解説はGPT-3.5ベース(3.5 turbo)で行っています。
※Azure OpenAI Serviceは有料のサービスです。本書で紹介している機能をすべて実行しても、数百円程度に収まります(実行後、サービスの利用停止などが必要です)
内容説明
基本的なコンソールプログラム作成からWebアプリケーションの作成まで。Azure OpenAI StudioとVisual Studioを使ってAIプログラミングの基礎を身に付ける!
目次
1 OpenAIとAzure
2 OpenAI Studioを利用する
3 チャット(ChatCompletion)を活用する
4 イメージ生成(DALL‐E)とOpenAI APIの利用
5 Embeddingと微調整
6 Webアプリケーションから利用する
7 OpenAI Studio以外のAI Studio
著者等紹介
掌田津耶乃[ショウダツヤノ]
日本初のMac専門月刊誌『Mac+』の頃から主にMac系雑誌に寄稿する。ハイパーカードの登場により「ビギナーのためのプログラミング」に開眼。以後、Mac、Windows、Web、Android、iPhoneとあらゆるプラットフォームのプログラミングビギナーに向けた書籍を執筆し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。