出版社内容情報
本書は井出先生の実戦を題材にして四間飛車で勝つための考え方を解説した1冊です。レベル感としては初段前後の方をメイン読者としておりますが、級位者の方でも十分読めますし有段の方でも参考になる内容が詰まっております。
定跡手順を覚えるより、考え方を理解することに重きを置いており、語り口も軽妙で読みやすい内容になっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nosime_tombo
3
四間飛車のセオリー、これをやられたら負ける、こうすれば指しやすい、といった点を実践的に紹介している。純粋居飛車党だったが、最近四間飛車も指し始めた。四間飛車はたのしい。2024/09/12
まゆげさん(棋書用)
2
この本のレベルとしては、四間飛車の定跡がわかる方で、中盤〜終盤、終盤〜に負けてしまう方に作られたような本である。 内容としては、著者の実戦棋譜をアマチュア向けにわかりやすく解説をしているもので、個人的に穴熊とミレニアムは参考になった。 細かい手順よりも〈この戦型には、この符号を出すようにしよう〉など、細かい手順よりも、直感のような感覚で覚えられる。