マイナビ新書<br> 戦争と哲学

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戦争と哲学

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839983857
  • NDC分類 391.1
  • Cコード C0210

出版社内容情報

ウクライナ侵攻などの影響で、最近は戦争関連のニュースを耳にしない日が少なくなりました。
一方で哲学において、戦争がどのような問題になりうるか、あるいはどのような問題になってきたか、あまり論じられることがありませんでした。
例えば、プラトンについて教える際、プラトンと戦争の関わりについては、ほとんど語られることはありませんでした。
“ 永遠平和主義 ”のような文脈でしばしば語られるカントについても、実は戦争一般を否定しているわけではありません。

「戦争と哲学」というと、真逆の領域のように思えるかもしれませんが、むしろ哲学者は常に戦争について語ってきた部分があります。
しかし、哲学の入門書や哲学書などで、戦争について論じられていることは極めて少なく、戦争という問題を現実的に考えなくてはならない局面においては、道標となる武器、つまり、考えるための手段が改めて必要です。
それゆえ、今まで哲学において戦争がどのように語られてきたのかを、改めてもう一度、まとめ直す必要があります。
戦争を肯定するとか、否定するとか、そういったスタンスで論じていくのではなく、なぜ哲学が戦争と関わるのか、戦争を通して哲学をどの様に見るべきなのか、そういった問題を本書では解説していきます。
戦争と哲学の関係性について、歴史上の流れと、理想主義vs現実主義、この二つを軸に問い直す一冊です。

内容説明

戦争関連のニュースを耳にする機会が多い昨今。哲学において、戦争がどのような問題になりうるか、あるいはどのような問題になってきたか、あまり論じられることがありませんでした。「戦争と哲学」というと、真逆の領域のように思えるかもしれませんが、哲学者は常に戦争について語ってきた部分があります。なぜ哲学が戦争と関わるのか、戦争を通して哲学をどの様に見るべきなのか、解説していきます。

目次

序章 戦争には大義が必要
第1章 ウクライナ戦争を考える
第2章 ポリスのための戦争
第3章 神のための戦争
第4章 王と市民のための戦争
第5章 国家・国民・民族のための戦争
第6章 革命のための戦争
第7章 総動員としての戦争
第8章 ポストモダンの戦争

著者等紹介

岡本裕一朗[オカモトユウイチロウ]
1954年、福岡県生まれ。玉川大学名誉教授。九州大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻修了。博士(文学)。九州大学助手、玉川大学文学部教授を経て、2019年より現職。西洋の近現代哲学を専門とするほか、哲学とテクノロジーの領域横断的な研究も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふみあき

42
なかなか重々しいタイトルだけど、分量的にはかなり薄い本。古代から現代までの哲学史が人物を絞り込んで語られるが、戦争とうまく結びついているような、いないような箇所も。なぜかマルクスとベンヤミンに対する評価が辛い。口述したのを編集者が文章に起こしたような(?)、重複の多い締まらない文体も気になった。「マイナビ新書」ってはじめて読んだけど、こういう感じなのか?2023/12/03

ta_chanko

21
古代は市民がを重装歩兵を編成してポリスを守るための戦争。中世は異教徒からキリスト教世界を守るための正戦。近世は国王による隣国との戦争と、市民の国王に対する戦争。近代は国民国家を守るための戦争や、理想の社会を目指して行われた革命のための戦争。現代は総動員の戦争。21世紀はポストモダンのハイブリッド戦争=超限戦。どの時代においても、理想主義(プラトン)と現実主義(アリストテレス)の哲学者たちがその時代の戦争を理論的に肯定。戦争がなくならない以上、現実として受け入れてこれに臨むほかないのか?2024/01/12

ネコ虎

9
初心者向けに難しく書かないようにしたからか、余計に訳が分からなくなった。一部面白い部分もあったがこりゃダメだ。2024/02/29

Oki

3
あまり情報bitはなかった。 理想主義対現実主義なんかの話ももっとつっこんだものがあるかと思った。2024/01/26

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