出版社内容情報
本書は相掛かりのスペシャリスト飯島栄治八段による戦術書です。
相掛かり先手番の2つの代表的な指し方である▲5八玉型と▲6八玉型について、その深い研究を惜しみなく披露したものです。
相掛かりを指す上でよく出てくる局面がほぼ網羅されており、相掛かりで勝ちたい方は必読の内容となっています。
飯島八段は本書について「今までの私の戦術書の中では最高の出来になったと自負しています」と語っています。
本書を読んで「凄い相掛かり」を身につけて、ぜひ実戦で試してみてください。
内容説明
相掛かりで勝ちたいすべての人に捧げる研究の集大成。
目次
序章 基本図まで
第1章 ▲5八玉型
第2章 ▲6八玉型
第3章 自戦記(深浦康市九段戦;増田康宏六段(現七段)戦
斎藤慎太郎八段戦)
著者等紹介
飯島栄治[イイジマエイジ]
1979年9月16日生まれ。東京都江東区出身。1991年6級で桜井昇八段門。2000年4月1日四段。2021年2月2日八段。横歩取りや相掛かりを得意とする、攻めの棋風の居飛車党。第25期(2012年度)竜王戦1組で3位となり本戦出場。決勝トーナメントではベスト4進出。第62期王将戦(2012年度)で王将リーグ入り。独自に開発、研究した飯島流引き角戦法で第37回(2009年度)将棋大賞升田幸三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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