出版社内容情報
大阪の買取専門ショップで働いていた神楽は、祖父の遺言で彼が経営していた質屋『がらく屋』を引き継ぐことに。
祖父の生前の手紙には、常に閑古鳥が鳴いているお店なのにアルバイトを雇っていたと書かれていた。
雇われた経緯をバイトの千景に聞くと『呪われた肖像画』を質入れし、住み込みで働くことで、少しずつ返済していたそうだ。
しかし更新日に質料を払えず、絵画はすでに質流れしていた。
『呪われた肖像画』を取り戻すまでの期間限定で、千景はそのまま従業員として働き、祖父の家で神楽と一緒に住むことに!?
古びた質屋に持ち込まれる質物をめぐるハートフルストーリー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
52
「古い質屋の女主人」というタイトルの絵はフェルメールっぽいのだろうか。この質屋を盛り返さないといけないだろうからシリーズ化必至、ですよね。2023/11/03
はつばあば
51
まず一番に!。羨ましい・・料理に掃除に洗濯の出来る25歳の男性っていうのが。祖父に会いに行けないほど忙しくしていた孫に遺産としてがらく屋という質屋を残した本当の理由は、この千景じゃないでしょうか^_^;。だって閑古鳥が鳴いているようなお店で、持ってこられる質草がなんともいえない・・トラックに犬。どれだけ広い蔵なんでしょうね(#^.^#)。 2024/04/02
スプリント
14
わりとシンプルなストーリー展開なのでサクサク読めて楽しめた。2026/01/09
悠
11
☆4'8 大阪で買取専門ショップで働く神楽のもとに疎遠になっていた祖父の訃報が届き遺言として祖父の営んでいた質屋『がらく屋』を譲られる。そこには千景というアルバイトが… 呪われた肖像画を質入れした千景 質流れになっていた。その手を取り戻すまでの間神楽と千景は祖父の家で住むことに…いろんな想いが詰まった質草たちのチョット優しい物語。2026/04/27
なー
9
主人公が祖父の営んでいた質屋を継ぐという、割とよくありそうな設定なんだけれど、それぞれの過去をしっかり語ってくれるので、有り得ないんじゃない?という設定もすんなり受け止める事ができた。物語に書かれていた物への考え方が好き。物は大切にする程、意思が宿るから、大切な物ほどそれを必要としている人の所へ行く。反対も勿論ある。そして物の価値は人それぞれで同じ物でも自分には宝物でも他人にはゴミかもしれない。こういう風にすべての物に接していきたい。2024/03/28




