出版社内容情報
健康寿命は、WHO(世界保健機構)が提唱した健康指標で、
「日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと」
と定義されています。
要は介護などを受けず、日常生活を制限なくひとりで過ごせる状態を指しています。
たとえば寝たきりの状態で介護が必要であれば、健康寿命は失われていることになるのです。
あるいは、認知症になり、ひとりでの生活が成り立たない場合も健康寿命が終わっていると言えます。
ですから、健康寿命を延ばすということは「自分ひとりで生活できる能力を保つ」ということになります。
ただ、健康寿命という言葉だけにとらわれると、年老いて弱っていく自分を受け入れられなくなることもあります。
避けられない老化を受け入れながら、正しい情報を元にできることをする、ということが本当の意味での健康寿命を延ばすことにつながるのではないでしょうか。
健康は人生にとって大切なものですが、実はとてもあいまいでわかりづらい言葉でもあります。
本書では、健康、老化、病気、寿命などの、普段何気なく使っている言葉から、改めて健康寿命の本質を考えていきます。
内容説明
健康寿命は、WHO(世界保健機関)が提唱した健康指標であり、健康寿命を延ばすということは「自分ひとりで生活できる能力を保つ」ということになります。ただ、健康寿命という言葉だけにとらわれると、年老いて弱っていく自分を受け入れられなくなることもあります。避けられない老化を受け入れながら、正しい情報を元にできることをする、それこそが本当の意味での健康寿命を延ばすことにつながるのではないでしょうか。自分を甘やかしすぎず追い込みすぎず、できることから、1日を積み重ねていきましょう。
目次
第1章 健康寿命について理解しよう
第2章 健康寿命を損なう理由
第3章 健康寿命を延ばす―病気を予防する
第4章 健康寿命が尽きたらどうするのか
著者等紹介
森勇磨[モリユウマ]
藤田医科大学救急病棟で勤務後、2020年2月より「予防医学ch/医師監修」をスタート。現在登録者は48万人を突破し、総再生回数は5000万回を超える。株式会社リコーの専属産業医として、予防医学の実践を経験後、独立。法人向けの福利厚生としてのオンライン診療サービスの展開、健康経営のコンサルティングなどを通じて予防医学のさらなる普及を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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