出版社内容情報
「機能性」と「情緒性」という観点からウェブデザイン?UIデザインの方針を策定することで、使いやすさや便利さとビジュアルのクオリティを両立でき、高品質なデザインを実現できます。結果として、ステークホルダー間でデザインの合意形成がしやすくなりプロジェクト全体の成功に寄与できます。デジタルプロダクトの設計?開発に関わる、全ての関係者にとって、円滑なプロジェクト進行を実現するための手がかりとなる一冊です。
ウェブサイトやアプリケーションなど、デジタルプロダクトの現場では、作業者にとってはデザイン案がなかなか承認されない、評価者にとってはチェックする基準が曖昧なため的確なフィードバックが難しいなど、作業者と評価者の間で認識の齟齬が生じる場合があります。プロジェクトの進行に支障をきたしたり、品質に問題が生じることも少なくありません。
これらの課題解決のために、本書ではデザインを「機能性」と「情緒性」という2軸で捉え、ウェブデザイン?UIデザインの方針と基準を策定し、その方針と基準に則ってデザインを作業を進行するメソッドを解説します。その結果、使いやすさや便利さとビジュアルのクオリティを両立できる、高品質なデザインが実現でき、以下のような効果が期待されます。
? デザインに対する合意形成が促進され、手戻りや修正作業を削減することができる
? 関係者間の認識の齟齬の未然に防ぎ、円滑にコミュニケーションを行うことができる
? 最終的な成果物に対する品質や満足度を上げ、プロジェクト全体の成功に貢献できる
本書で示した手法を参考にすることで、デザイン制作を円滑に進め、デザインをより論理的に捉えることのできるデザインの考え方=思考法がきっと身に付きます。
内容説明
目的とずれない、感覚に引きずられないデザインを実現するには?デザイン方針・基準の策定プロセスを豊富な例を用いて解説。
目次
第1章 デザインの方針策定の全体像
第2章 デザインの方針を策定するために準備をする
第3章 デザインの方針と基準を策定する―機能性編
第4章 デザインの方針と基準を策定する―情緒性編
第5章 方針・基準に沿ってデザインを作成し提出する
第6章 事例紹介
著者等紹介
金成奎[キンセイケイ]
1978年生まれ。島根県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、ウェブデザイナー/UIデザイナーとして事業会社、広告代理店、制作会社などで経歴を重ねる。行政・保険・交通・教育などの分野でコーポレートサイト、サービスサイト、業務アプリケーションなど、デジタルプロダクトのUIデザイン・ビジュアルデザイン・アートディレクションを数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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