出版社内容情報
伊田「テーマ図でどう打つ?」
奈穂「上辺カカリくらいしか思いつかない」
伊田「おー、らしいね。でも正解はこっち」
本書は伊田篤史九段の実戦を題材にして、変則布石での戦い方をお伝えする戦術書です。
「経験のないことをするのは難しいですけれど、アマチュアの方には、AIの真似をせず、自由な布石を打っていただきたい」(伊田)
「変則布石は模様を張ったり、戦いが得意な人向きの布石ではありますが、地にからい方が打っても、意外に楽しめると思います」(奈穂)
お二人が言うように、変則布石で戦うことには楽しさがあります。また、相手より多くの知識があれば、有利に進めることもできるでしょう。
ぜひ本書を読んで、碁敵に一泡ふかせてください。
内容説明
相手が知らない形で、優位に立とう!
目次
第1章 実戦編(辺を意識する打ち方VS福岡航太朗二段;一貫性を持ってVS大竹優四段;攻めの方向VS安達利昌七段;大きく攻めるVS常石隆志五段;全局をよく見て 直接の攻めがうまくいかないときは援軍を作ってVS村松大樹六段 ほか)
第2章 定石編(目外し;5の5;大高目)
著者等紹介
伊田篤史[イダアツシ]
平成6年(1994年)3月15日生。三重県出身。馬場滋九段門下。平成21年入段、22年二段、23年三段、25年四段、同年七段、26年八段。令和4年九段。万波奈穂四段は妻。棋戦主要履歴、平成25年第69期本因坊戦リーグ入り。令和4年第48期天元戦挑戦者。受賞歴、平成24年棋道賞新人賞。平成27年棋道賞優秀棋士賞
万波奈穂[マンナミナオ]
昭和60年(1985年)9月10日生。兵庫県出身。故大枝雄介九段門下。平成18年入段、20年二段、25年三段、30年四段。平成21年4月よりNHK杯司会を務める。万波佳奈四段は実姉。伊田篤史九段は夫。棋戦主要履歴、平成21年第13期女流棋聖戦本戦出場。平成30年第3回扇興杯女流囲碁最強戦優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。