出版社内容情報
囲碁の石は黒と白の違いはあっても、将棋の歩や桂、玉のように、働きに違いがあるわけではありません。もともとはみな平等の価値しかなく、着手して、周囲の石との組み合わせが生まれることによって、はじめて「役割を与えられる」ことになるのです。
本書は足立泰彦氏が、初級者の方に向けてその「役割」を解説した本です。石の役割を正しく理解すれば石の価値もわかるようになり、「手筋」も使えるようになります。
ぜひ本書を読んで、1つ上のステージに進んでください。
内容説明
石の役割って何だろう?布石や手筋、厚みなど簡単なものから少しずつ!解きながら自然と身につく!
目次
第1章 一局の流れと役割を理解しよう(布石の役割;中盤の役割 ほか)
第2章 石の役割・基礎知識編(手筋の役割「手筋を知ろう」;石の役割と価値の変化 ほか)
第3章 石の役割・実戦知識編(ワリウチとヒラキについて;ワリウチのデメリット ほか)
第4章 厚みと実利の役割(厚みと実利の役割;実利は現実、厚みは可能性と力で勝負する ほか)
第5章 基本定石の考え方と役割(戦略と役割で学ぶ定石とその選択;受け方の役割と選択を学ぶ ほか)
著者等紹介
足立泰彦[アダチヤスヒコ]
平成3年生。アマチュア八段。囲碁教室の「碁円」で講師を務めるなどインストラクターとして幅広く普及活動を行っており、独自の上達法で多くの初級者を有段者に導く。ブログやツイッターでのペンネームは「豆腐の角」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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