出版社内容情報
幼いころから怪異に愛される体質でよく怪奇事件に巻き込まれる頼寿(よりひさ)。
彼が待ち合わせ場所に向かうと、頼寿を呼び出した男は木の下に倒れていた。
殺人の嫌疑をかけられた頼寿を助けるべく、友で陰陽師の千景(ちかげ)は彼とともに真相を探ることに――。
内容説明
幼なじみのふたりが都で起きる怪奇事件を解決!幼いころから怪異に愛される体質でよく怪奇事件に巻き込まれる頼寿。満月が輝くある春の夜、彼は邸にある桜の木の前に呼び出される。彼がそこに向かうと、頼寿を呼び出した男は木の下に倒れていた。殺人の嫌疑をかけられた頼寿を助けるために、友で陰陽師の千景は彼とともに真相を探ることに―。
著者等紹介
御守いちる[ミモリイチル]
2016年『お前を、祝ってやろうか!?』で第5回講談社ラノベ文庫新人賞の佳作を受賞し、作家デビュー。2018年第1回小説家になろう×スターツ出版文庫大賞で『あやかし食堂の思い出料理帖』がほっこり人情部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
58
陰陽師と笛の上手い公達が陰陽師の家の縁で酒を酌み交わしている、という別の作品で見たような光景だが、この陰陽師・千景と公達・頼寿は口数がとても多い。二人が幼かった日の話も交えながら物語は進んで行くのでかわいい話もあって楽しく読める。シリーズものなら今後はBL方向に進むだろう、なにしろ頼寿は千景が大好きなのだから…2022/07/16
mocha
45
これは素通りできないタイトル!と手に取るも、仄かにBL臭漂うライトノベルだった。まぁ表紙で検討はつくのだけど。妖かしに好かれる美しい貴族と、愛想のない若き陰陽師。結局何を読んだのかほぼ記憶に残っていないのも、わろし。2024/07/27
はつばあば
37
ホワンとした表紙に釣られ・・陰陽師にちょっと片想いの貴族の話かと思えば、どうやら想い想われのBL前のほのかな恋でしょうかね。陰陽師を振り向かせるには妖・魑魅魍魎・・💛。2022/07/05
まぁ
9
宮中で起こる怪異を陰陽師さんと貴族さんが解決していくわけですが、事件の概要よりもふたりの関係性に重きを置いているなぁと思いました。幼なじみなふたりですが、お互いに向ける感情はひたすらに執着って感じです。2022/07/24
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
7
怪異に見舞われやすい体質の頼寿と、彼を守る役目である陰陽師の千景。ある夜、宴に招かれていた頼寿はとある男の殺害の嫌疑をかけられてしまう。不可解な状況にあやかしの気配を感じた千景は頼寿を救うため、ともに調査へ乗り出す事に。 *** こちらは文章を書くことに胸やけを起こしていた時期に読了した一冊。7/16に読了していた記録になっているので、一か月以上も寝かしていたことなってしまっている。誠に申し訳ないです。 こちらはキャラクター文庫系であるファン文庫から出版されており、2022/07/16
-
- 和書
- マレットの旅