出版社内容情報
将棋は一手でも早く相手の玉を詰ませば勝ちというゲームです。ですから当然、相手の玉に詰みがあれば詰ませば勝ち、また、自玉に詰みがなければ相手玉に必至をかければよいのです。しかし、実戦ではそのような局面に持っていくまでが大変です。
そこで、本書では必至の前の段階の「詰めろ」をかけることにスポットを当てました。
これまでにも必至問題を収めた棋書はいくつかありますが、「詰めろ」をテーマにしたものはあまり見かけません。もちろん詰将棋や必至の問題を解くことは有効な上達法の一つですが、それよりも実戦ではうまく寄せ形に持ち込む「詰めろ」をかけることが重要なのです。
本書では「一間竜」や「歩頭桂」、「腹銀」など、終盤によく現れる寄せに役立つ攻め筋を、実戦に近い形で多数紹介しています。
本書が皆さんの終盤力アップの一助になれば幸いです。
内容説明
将棋は一手でも早く相手の玉を詰ませば勝ちというゲームです。しかし、実戦ではそのような局面に持っていくまでが大変です。そこで、本書では「詰めろ」をかけることにスポットを当てることにしました。「一間竜」や「歩頭桂」、「腹銀」等、終盤戦によく現れる寄せに役立つ攻め筋を、実戦に近い形で多数紹介しています。同じような攻め筋の問題もいくつかありますが、繰り返し解くことで攻め筋がひらめくようになればしめたもので、そうなればその手筋を習得したと言えるでしょう。実戦に頻出の詰み筋を201題収録!
目次
第1章 基本問題
第2章 振り飛車系問題
第3章 居飛車系問題
著者等紹介
本間博[ホンマヒロシ]
1958年7月13日生まれ。大阪府出身。1985年6月10日四段。2003年3月31日引退。2006年4月1日六段。2021年4月1日七段。普及に熱心な棋士として知られる。活動は海外にも及び、2007年には文化庁から文化交流使に任命される。さらに詰将棋作家として作品創作し続けている他、著述活動も長く続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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