出版社内容情報
卒業後間もない人から遥か昔に卒業した人まで、同窓会はいくつになっても行われます。
学生時代の思い出は、必ずしも良いものばかりではないかもしれません。
それでも旧友との再会、同窓会は、過去の自分に戻れる貴重な時間です。
本書は「同窓会」にまつわる12編の物語を収録しています。
ライト文芸の世界で活躍する作家12人が紡ぐアンソロジーで、懐かしい気持ちを思い出してみませんか。
【一部あらすじ】
『違う窓から来た男』/杉背よい
事故で高校時代からの記憶を失った幸也。同窓会に出席するのは不安しかなかったが……
『同窓会であった泣ける話』/鳩見すた
高校の同窓会開催を知ったとき、片瀬は真っ先に片想いの相手・橘を想ったのだが……
『仮面同窓会へようこそ』/編乃肌
部活のオンライン同窓会。影の薄い自分は忘れられていると参加を渋る真雪だったが……
『旧姓』/溝口智子
同窓会会場でピアノを弾いているカノン、彼女の母・弥生は私の唯一の友達だった。
『ラパンのお茶会で逢いましょう』/矢凪
高校卒業後それぞれの道で活躍する友人達。平凡な人生を歩む栞のもとに一通の手紙が届く。
ほか7作品収録
『裏切りの同窓会』桔梗楓/『草を結ぶ』遠原嘉乃/『愛沢つばめの秘密』田井ノエル/『おもいでたどり』日野裕太郎/『青い絨毯と赤い絨毯』神野オキナ/『閻魔大王によろしく』朝来みゆか/『思い出の中のガキ大将』国沢裕
内容説明
事故で高校時代からの記憶を失った幸也。同窓会に出席するのは不安しかなかったが…(『違う窓から来た男』)。高校の同窓会開催を知ったとき、片瀬は真っ先に片想いの相手・橘を想ったのだが…(『同窓会であった泣ける話』)。部活のオンライン同窓会。影の薄い自分は忘れられていると参加を渋る真雪だったが…(『仮面同窓会へようこそ』)。同窓会会場でピアノを弾いているカノン、彼女の母・弥生は私の唯一の友達だった(『旧姓』)。高校卒業後、それぞれの道で活躍する友人達。平凡な人生を歩む栞のもとに一通の手紙が届く(『ラパンのお茶会で逢いましょう』)。ほか7作品収録。
著者等紹介
杉背よい[スギセヨイ]
著書に『あやかしだらけの託児所で働くことになりました』(マイナビ出版文庫)、『まじかるホロスコープ☆こちら得天文部キューピッド係』(KADOKAWA)など。石上加奈子名義で脚本家としても活動中
鳩見すた[ハトミスタ]
第21回電撃小説大賞“大賞”を受賞しデビュー。著書に『ひとつ海のパラスアテナ』(電撃文庫)、『アリクイのいんぼう』(メディアワークス文庫)など
編乃肌[アミノハダ]
石川県出身。第2回お仕事小説コン特別賞受賞作『花屋ゆめゆめで不思議な花束を』(マイナビ出版ファン文庫)でデビュー
桔梗楓[キキョウカエデ]
恋愛小説を中心に執筆。著書に『河童の懸場帖東京「物ノ怪」訪問録』(マイナビ出版ファン文庫)、『京都北嵯峨シニガミ貸本屋』(双葉文庫)ほか
溝口智子[ミゾクチサトコ]
福岡県出身
矢凪[ヤナギ]
フリーライター。『茄子神様とおいしいレシピ』が「第3回お仕事小説コン」で優秀賞を受賞し書籍化
遠原嘉乃[トオハラカノ]
大阪府出身。『騎士団附属のカフェテリアは、夜間営業をしておりません。』『化けてます―こだぬき、落語家修業中』(ともに双葉文庫)など
田井ノエル[タイノエル]
第六回ネット小説大賞を受賞しデビュー。著書に『越後温泉湯築屋』シリーズ(双葉文庫)。『大坂マダム、後宮妃になる!』シリーズ(小学館文庫キャラブン!)などがある
日野裕太郎[ヒノユウタロウ]
著作は『夜に誘うもの』(徳間文庫)など。日野祐太郎、日野さつき名義を使い、現在恋愛小説を中心に活動中
神野オキナ[カミノオキナ]
沖縄県出身。主な著書に『カミカゼの邦』『警察庁施設と組む舞台KUDAN』(徳間文庫)など
朝来みゆか[アサゴミユカ]
2013年から、大人の女性向け恋愛小説を中心に活動中。富士見L文庫にも著作あり
国沢裕[クニザワユウ]
5月24日生。日本シリ学会認定心理士。『魔女ラーラと私とハーブティー』『迷宮のキャンパス』(ともにマイナビ出版ファン文庫)のほか、恋愛小説も多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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綾@新潮部
かっぱ
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