出版社内容情報
本書は一手損角換わりについてスペシャリストである渡辺大夢五段が解説したものです。
一手損角換わりは丸山忠久九段、糸谷哲郎八段といったトップ棋士も採用する優秀で奥が深い戦法です。近年羽生善治九段が△7二金型という新しい指し方を披露し、連戦連勝したことで改めて注目が集まりました。
本書では一手損角換わりの変遷から△7二金型を含めた最新形まで幅広く解説、この一冊でこの戦法を使いこなせるようになっています。
内容説明
後手7二金型の登場で脚光を浴びる一手損角換わりスペシャリスト渡辺大夢五段が徹底解説!
目次
序章 一手損角換わりの基礎知識
第1章 8手目角交換の一手損角換わり(対腰掛け銀;対棒銀;対早繰り銀)
第2章 4手目角交換の一手損角換わり(対先手7七銀型早繰り銀;対先手8八銀型早繰り銀;対棒銀;対腰掛け銀)
第3章 自戦記編(三枚堂達也 四段戦;渡辺明 三冠戦;上村亘 五段戦;佐藤紳哉 七段戦;島朗 九段戦;大平武洋 六段戦;金井恒太 六段戦;松本圭介 六段戦;石井健太郎 五段戦)
第4章 ちょっとした豆知識
著者等紹介
渡辺大夢[ワタナベヒロム]
1988年7月29日生まれ。東京都江東区出身。2001年9月、6級で奨励会入会。石田和雄九段門下。2012年10月、四段。2016年10月、五段。居飛車党で、薄い玉をいとわない力強い棋風。一手損角換わりにおける研究は深く、スペシャリストとして高勝率を挙げている。第4期叡王戦では五段戦を制して、本戦に出場。本戦1回戦では佐藤天彦名人(当時)に勝利した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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