出版社内容情報
幸の薄い霊感少女×怪夢を見る不眠症の怪談師のオカルトミステリー。
内容説明
姉が神隠しに遭って以来、霊の類いが視えるようになった二葉。それから十数年経ったある日、イベントスタッフの派遣先で若手人気怪談師・百物語レイジと出会う。彼は二葉が視えることに気づき、アシスタントになるよう強要する。レイジの仕事を手伝ううちに、姉の神隠しの真相に近づいていく…。
著者等紹介
編乃肌［アミノハダ］
石川県出身。２０１６年に「あなたのドコかに花が咲く」で第２回お仕事小説コン特別賞を受賞。２０１７年１月にモーニングスター大賞で「余命六ヶ月延長してもらったから、ここからは私の時間です」が受賞。同年３月に「あなたのドコかに花が咲く」を改題した『花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を』（マイナビ出版）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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hirune
40
【Kindle】霊に影響されて怪夢をみて、それを解決しない限りその夢を見続けるなんて、まるで悪夢のような体質だけど、それを逆手に取って仕事にするとはレイジは強かでたくましいな、身体には物凄く悪いだろうけど😅二葉の姉の失踪の謎が解けたのは良かったけど、神社の宮司が少女誘拐、過失致死、死体遺棄等々の罪を犯してたって、大スキャンダルじゃないだろうか😨2021/11/04
すがはら
15
幽霊が出る話だけどオドロオドロしくはないです。百物語先生の体質、霊の思念を引き寄せてしまって同じ夢を眠る度に見せられるとは、辛そう。寝るの嫌になるね。でも、事件を解決しろとか願いを叶えろの要求じゃなくて、正しく起きた事態を知ってくれたら憑くのを止めてくれるところは良心的(？)かも。百物語先生の本名の物部はもともと語り部の意味があるんでしたっけね。昔ラノベで得た知識ですが。シリーズ化するのでしょうか。2021/07/31
半熟タマゴ
9
目の前で姉が消えてしまってから霊が視えるようになった駒井二葉。ある日出会った巷で人気の会談師･百物語レイジに能力を見込まれアシスタントの仕事をするようになり…。怪奇現象は起きるけど、そこまで怖くはないのでホラーが苦手な人でも読めると思います。レイジに憧れる同業者のランプが乱入すると賑やかで楽しい。続編出たら読みたいな。2021/08/02
あずとも
9
オカルトミステリー。霊の夢を視る体質や霊を成仏させたり無念を晴らしたりするのではない所、意外な結末だったりゾッとする最後だったり面白かった。まだ謎が残ってるので続きが楽しみ。2021/06/24
ゆうひ
8
設定はよくあるけど、この季節に怪談話はちょうど良いな。 面白く読めた。 ラストでは二葉ちゃんのわだかまりも解けたし、次はレイジ先生の方かな。 Kindle Unlimited。2021/08/09
