出版社内容情報
「振り飛車には居飛車穴熊」と言われたのも今は昔。
現在は振り飛車側にも有力な指し方がいくつか発見され、居飛車も思考停止して居飛穴に組んでいるわけにはいかなくなりました。
プロ間でも居飛車、振り飛車双方でさまざまな囲いが試されている中で、脚光を浴びている戦法の一つが左美濃戦法です。
その売りはなんといってもバランスの良さ。穴熊には劣るものの十分な堅さを誇り、場合によっては玉頭から盛り上がって攻めていくことも出来ます。また、囲いの途中段階でのスキがなく、相手の急戦にも対応しやすいのも魅力の一つです。
さらに大きなメリットは相手がどの筋に飛車を振っても、全て左美濃で対応できるということ。それを証明するように、本書では
第1章 対向かい飛車
第2章 対三間飛車
第3章 対四間飛車
第4章 対中飛車
と、あらゆる振り飛車を相手に互角以上に戦える手順を示しています。
穴熊に行き詰まりを感じ、急戦にも不安を覚えている、居飛車党の皆さん。
ぜひ本書で安心安全の左美濃戦法をマスターしてください。
内容説明
対振り飛車の万能選手、左美濃を徹底解説!全振り飛車対応!!
目次
第1章 対向かい飛車(向かい飛車(ノーマル型)
向かい飛車(3三角戦法))
第2章 対三間飛車(三間飛車(ノーマル型)
三間飛車(先手石田流))
第3章 対四間飛車(四間飛車(ノーマル型)
四間飛車(藤井システム))
第4章 対中飛車(5筋位取り中飛車;中飛車(振り飛車穴熊)
中飛車(ゴキゲン中飛車))
著者等紹介
中座真[チュウザマコト]
1970年2月3日生まれ、北海道稚内市出身。1981年6級で故佐瀬勇次名誉九段門。1996年4月1日四段。2007年9月20日七段。第20回(平成10年度)将棋大賞で升田幸三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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