出版社内容情報
本書は三間飛車のスペシャリスト小倉久史七段が、三間飛車VS左美濃の戦いを昭和・平成・令和に分類し、徹底解説した一冊です。
もともと三間飛車の天敵は居飛車穴熊でしたが、「トマホーク戦法」が優秀で、三間飛車に対して居飛車穴熊を使う人は少なくなりました。
現在、居飛車穴熊に代わって一番よく指されているのは左美濃ではないでしょうか。
居飛車穴熊に比べて駒組みまでのスキがないので、トマホークで急襲されることがありませんし、居飛車穴熊ほどではないものの十分に堅く、バランスの良い囲いといえます。
本書は対左美濃対策を本格的に扱った初の戦術書。振り飛車党にとってはなくてはならない一冊です。
内容説明
三間飛車VS左美濃の歴史を0から学ぶ対左美濃対策の決定版!
目次
第1章 昭和の三間飛車対左美濃(後手2二玉型左美濃対三間石田流;後手2二玉型左美濃対先手5七銀型四枚美濃;大山十五世名人の三間飛車穴熊;大内延介の三間飛車穴熊;後手2二玉形左美濃右四間飛車;実践編)
第2章 平成の三間飛車対左美濃(後手2三玉型左美濃対三間石田流;後手2三玉型左美濃対先手5七銀型四枚美濃;後手2三玉型左美濃後手6四銀からの攻撃;後手2三玉型左美濃対三間飛車穴熊;三間飛車穴熊 石田流;後手2三玉型左美濃 相穴熊;実践編)
第3章 令和の三間飛車対左美濃(後手3一玉型左美濃対初手先手7八飛;実戦編)
著者等紹介
小倉久史[オグラヒサシ]
1968年5月15日生まれ。82年12月、6級で中原誠十六世名人門。88年10月四段、05年10月七段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。