出版社内容情報
相振り飛車のセオリーは「自玉から遠い筋に飛車を振ること」と学んだ方は多いのではないでしょうか。
セオリー通りに考えると、美濃囲いや金無双・矢倉囲いがよく指される相振り飛車において、中飛車は最も不利な戦型ということになります。
実際、先手番で千日手にせざるを得ない変化があったり、飛車を他の筋へ振り直さなければいけなかったりと、中飛車の苦労は多くありました。
しかし、著者の竹内雄悟五段は「戦い方が多様化した現代では中飛車にするメリットも多く発見された」と述べています。
本書では、中飛車の天敵と言える三間飛車との戦いをテーマに、中飛車の新しい指し方を解説しています。
内容説明
急戦・持久戦自由自在!さばいて斬るか堅さで殴るか。読んで指して比べてほしい先手中飛車2つの秘策。
目次
序章 相振り飛車と中飛車左穴熊の急所
第1章 相振り飛車編(相美濃囲い;美濃囲い対穴熊 ほか)
第2章 中飛車左穴熊編(基本図までの話;対穴熊 ほか)
第3章 実戦譜(中飛車左穴熊対美濃囲い)
著者等紹介
竹内雄悟[タケウチユウゴ]
1987年12月17日生まれ。広島県広島市出身。竜王戦は5組。生粋の振り飛車党で得意戦法は中飛車。SNSも活用しており、100日連続で詰将棋を投稿する『タケダイ詰将棋創作100日チャレンジ』は話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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