出版社内容情報
これまで振り飛車の囲いといえば美濃囲いか穴熊。この2つしかありませんでした。
しかし、令和の時代になって新たな振り飛車の囲いが生まれました。それが「ミレニアム囲い」です。ミレニアムは元々居飛車の囲い。振り飛車の角筋を避けつつ、堅く囲えるのが魅力でした。そのミレニアム囲いを振り飛車に応用したのが本書で紹介する「振り飛車ミレニアム戦法」です。
居飛車の囲いという固定観念を振り払って、振り飛車で使ってみると、これが驚くほどいい戦法だったのです。
穴熊並みの堅さと遠さを実現しつつ、展開によっては銀冠のような玉頭攻めをすることも可能です。
まさに変幻自在。居飛車の指し方に応じて守備的にも攻撃的にもなり得るこの囲いは居飛車にとって脅威となります。無策で対応しようものならあっという間に作戦負けになってしまうのです。
本書では居飛車の様々な形(左美濃、天守閣美濃、居飛車穴熊、相ミレニアム)に対する指し方を解説しています。これを読めばあなたも「振りミレ」マスター。
ぜひこの新戦法をマスターして居飛車党をキリキリ舞いさせてください。
内容説明
これが振りミレだ!!「穴熊」の堅さと遠さ、「美濃」の玉頭の攻撃力を併せ持つ最強の陣。
目次
序章 振り飛車版ミレニアム囲い概要
第1章 VS左美濃囲い
第2章 手広く構える先手3六歩型
第3章 VS居飛車穴熊
第4章 端歩突き越し型振りミレ
第5章 先手振りミレ
第6章 復習 次の一手
著者等紹介
村田顕弘[ムラタアキヒロ]
1986年7月14日生まれ、富山県魚津市出身。2007年10月1日、四段。2017年11月7日、六段。居飛車、振り飛車を指しこなし、オリジナルの序盤にこだわりを持つ研究家。詰将棋創作を得意とし、2012年1月から2017年3月まで将棋世界(日本将棋連盟発行)の詰将棋サロンを担当。第73期順位戦でC級1組に昇級。2017年勝ち星規定を満たし六段に昇段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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⭐︎治栄⭐︎
あん
kinaba
toshiyuki83