出版社内容情報
囲碁は「中盤戦」が勝敗に直結しやすいゲームです。
「模様の消し」「戦い」「攻めと守り」など、石が衝突するタイミングで形勢が揺れ動くためです。
囲碁AIは、「ダイレクト三々」など序盤を変えたイメージが先行していますが、実は中盤の実力を向上させることにも、非常に役に立ちます。
中盤は一手のミスで負けにしてしまう場面が多いですが、評価値によって「中盤での良い手と悪い手」が分かるようになったのです。
本書では囲碁AIが高く評価している着手を問題形式で紹介し、安斎七段がわかりやすく解説を加えたものになります。
これまで解説が難しくなりがちだった「中盤」。本書で問題を解きながら楽しく学んでみてはいかがでしょうか?
内容説明
感覚ではない、正解だ。「サバキ」「戦い」「攻めと守り」善悪がつきにくい中盤戦がAIによってわかりやすくなった―AIが評価する中盤の手や思考法を丁寧に解説。
目次
第1章 消し・荒らし
第2章 戦い方
第3章 攻め方
第4章 守り方
第5章 石の効率
著者等紹介
安斎伸彰[アンザイノブアキ]
昭和60年生まれ。埼玉県出身。宋光復九段門下。平成15年入段。26年七段。日本棋院東京本院所属。平成23年第2回おかげ杯優勝。第36期新人王戦準優勝。平成30年第74期本因坊戦リーグ入り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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