マイナビ出版ファン文庫<br> 神様の用心棒―うさぎは闇を駆け抜ける

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マイナビ出版ファン文庫
神様の用心棒―うさぎは闇を駆け抜ける

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784839971465
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

明治時代の北海道・函館。
戦争で負傷した兎月は目覚めると神社の境内にいた。
自分のことも思い出せない彼の前に神様と名乗る少年が現れ、自分が死んだことを知らさせる。
参拝客の願いを叶えることで少しずつ生前の記憶を取り戻していく。

小さな神社の神様と元侍の用心棒の二人が怪異事件を解決していく、和風ファンタジー!

内容説明

明治時代の北海道・函館。戦争で負傷した兎月は目覚めると神社の境内にいた。自分のことも思い出せない彼の前に神様と名乗る少年が現れ、死んだことを聞かされる。兎月は修行として神社の用心棒となり参拝客の願いを叶えることに。願いを叶えることで少しずつ生前の記憶を取り戻していき、自分自身の正体を思い出したとき彼は―?小さな神社の神様と元サムライの用心棒が怪異事件を解決していく和風ファンタジー!

著者等紹介

霜月りつ[シモツキリツ]
富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

124
うさぎが溢れていた、一冊。舞台は明治時代の函館。負傷し記憶も喪った 兎月が出逢ってたのはとある神社の神様。もう…!この神様、ツクヨミが可愛い!このキャラはうさぎらしくて魅了される。そしてなんと言ってもどのページにもうさぎが、うさぎの文字が溢れている、これがたまらない。懐に入ってるシーン、一緒に寝るシーンは想像しただけで興奮してしまった。随所に感じられる人情、ものを大切にする心を感じさせてくれた徳利の話、良かったな。そして巧くあの人物を絡めて光を見せた最終章もじんわり…隅から隅まで楽しめた作品。2020/07/30

mihya

73
戦で死ぬ間際にウサギになりたいと思っちゃったがために、宇佐伎神社の神使として第2の人生(?)が始まっちゃった兎月。月読之命や稲荷様といった神様や、実在した人物なんかも出てくる軽めの時代ファンタジー。読みやすいし楽しかった。 欠点がちらほら見える兎月だが、なんだか優しい目で見守ってしまうのは、一緒にいるウサギが可愛いからか。2023/03/01

はつばあば

56
可愛い神様はツクヨミノミコトと仰せられる。お姿は可愛いウサギさん。そのお方に命を助けられた兎月。宇佐伎神社のお手伝いとして蘇る。場所は函館。??もしや、もしやあの読み友さん達の好きな00が登場?。その上ツクヨミさんと兎月の活躍にお稲荷さんまで加勢してくれる。読後感は凄くいい。続きは函館を舞台にいっぱい広がってくれればいいと願う2020/02/03

hirune

53
【Kindle】分霊されたばかりで幼児姿のツクヨミ様と神使のウサギと合体して実体化したウサギ姿のツクヨミ様がもう可愛くて可愛くて🐰♡ウサギを懐に抱いた超絶強い用心棒…かっこよくて痺れました♪2020/04/11

ポン酢添え

44
読みやすくスラスラ読めました(読み終わるまでに時間はかかりましたが) そこまで重い話でもなく、兎月の過去がどんどん明かされて行くところも面白かったです。続きが出たら読みたいけどああいう終わり方でもいいと思います。2020/03/01

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