出版社内容情報
現在、居飛車側には穴熊以外にもエルモ囲いやミレニアム囲いなど有力な作戦がたくさんあり、進化しています。
例えば、エルモ囲いには「先に桂損しても大駒が捌ければ振り飛車は悪くない」という振り飛車特有の価値観は通用しません。
また現代のミレニアム囲いは、ただの藤井システム対策ではなく「金銀4枚で玉を固め、飛角桂桂で攻撃を目指す戦法」へ進化しています。
振り飛車側もそれに対応して新しい考え方・指し方を次々に編み出してきましたが、みなさんはご存知でしょうか。
振り飛車党は知識と感覚をアップデートしなければ、居飛車に勝つことは難しいでしょう。
本書はただの総合定跡書ではなく、知っているだけで大きな差がつく新手を、皆さんが実戦で使えるように徹底的に解説したものです。
また、「振り飛車編」とありますが、対抗形の最新情報もたくさん詰まっていますので、居飛車党にもおすすめです。
内容説明
画期的な新戦法の数々。令和の振り飛車はどこへ行くのか。対左美濃・対エルモ・対ミレニアム、対穴熊、対超速・トマホーク・藤井システムなど振り飛車党に必修のテーマを徹底解説。
目次
第1章 居飛車穴熊との戦い(先手番藤井システム;後手番藤井システム;三間飛車藤井システム;トマホーク;石田流への組み替え;熊せて戦う新型四間飛車;手詰まり打開の自陣角)
第2章 居飛車・穴熊放棄系(エルモ囲い急戦;陽動持久戦;銀冠穴熊;まずは左美濃;ミレニアム囲い;なんでもミレニアム)
第3章 中飛車(超速;一直線穴熊;角道不突左美濃;角交換型)
著者等紹介
片上大輔[カタガミダイスケ]
1981年8月28日生まれ。広島県広島市出身。1993年6級で森信雄七段門。2004年四段。2018年七段。東京大学在学中にプロデビュー。東大卒の棋士は史上初。2013年から日本将棋連盟理事。2015年~2017年、日本将棋連盟常務理事を務める。居飛車・振り飛車ともに指しこなすオールラウンダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
toshiyuki83
-
- 電子書籍
- The Liberty (ザリバティ)…