出版社内容情報
本書は現代の角換わりを、若手棋士 池永天志四段が解説するものです。
角換わりの基本となる腰掛け銀・棒銀・早繰り銀を352ページにわたり徹底的に解説したものです。
角換わりで勝ちたい方には、必読の1冊です。
内容説明
腰掛け銀・早繰り銀・棒銀を徹底解説。これから角換わりを指す上で「前提」となる一冊。
目次
最新形への手引き
相腰掛け銀編(先手4八金対後手6二金(先手2五歩型;先手2六歩型)
先手4八金対後手7二金
先手5八金対後手6二金
先手4八金対後手5二金
後手9筋不突き型)
早繰り銀&棒銀(後手早繰り銀&棒銀;先手早繰り銀&棒銀;相早繰り銀)
著者等紹介
池永天志[イケナガタカシ]
1993年4月20日生まれ、大阪府出身。2006年6級で小林健二九段門。2018年4月1日四段。2019年、加古川青流戦優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
22
角換わりの棋書。 ほとんどが角換わり腰掛銀(48金・29飛。後手変形)だが、棒銀・早繰り銀も載っている。 対象読者はアマ高段者じゃないと厳しい気がする。初段程度だとはっきりと難しいだろう。 それだけ現代の角換わり腰掛銀が難解ホークスだということになるのだが…。 角換わり腰掛銀は、基本的には私はやらないけど、これを知らなければ通用しないのなら、一生指せないな…2024/05/07
ArcCosine
7
全部で9章あるが、前半6章は腰掛け銀型と言っても実質4八金、2九飛型の細かな形の違いが解説されていた。高段者(四段~六段)向けの内容なので、かなり難解。最新型である6九玉型は出てこなかったが、いずれにせよ不安定な形で攻めさせたい/安定した形で攻めたいという思惑が一手事に錯綜していて、現代将棋の難しさを感じる一冊になっている。2025/05/29
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