出版社内容情報
「中盤の指し方が分からない」という声をよく聞きます。
確かに序盤の指し方を勉強するための定跡書は数多くありますし、終盤力を付けたければ詰将棋を解くという王道があります。しかし、中盤力を付けるのは意外と難しく、そこにスポットを当てた戦術書もそれほど多くはありません。
本書は大平武洋六段がそんな将棋ファンの要望に応えるために著した戦術書です。
振り飛車編と居飛車編で、テーマの数は合計24。エルモ囲いなど新しく出てきた戦型も取り上げて、「離れ駒を見て動く」、「相手の理想形を阻む」、「バランスを考える」など、それぞれの局面をどう捉えるべきか、優勢にするにはどう指せばいいのかということを示しました。
本書を読めば、中盤力がアップすること間違いなし。互角以上の終盤を迎えて、勝利する楽しさを味わってください。
内容説明
中盤力を身に付けよう!テーマは「離れ駒を見て動く」、「相手の理想形を阻む」、「穴熊との距離感」など。
目次
振り飛車編(序盤から中盤へ;中盤の戦い;中盤から終盤へ)
居飛車編(序盤から中盤へ;中盤の戦い;中盤から終盤へ)
著者等紹介
大平武洋[オオヒラタケヒロ]
1977年5月11日生まれ、東京都北区出身。1990年6級で桐谷広人七段門。2002年四段。2016年六段。(故)升田幸三実力制第四代名人の孫弟子に当たる。2003年、第44期王位戦でリーグ入り。2006年、第19期竜王戦で4組昇級。2009年、第67期順位戦でC級1組昇級。「ネット将棋攻略!早指しの極意」で2016年第28回将棋ペンクラブ大賞技術部門優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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