出版社内容情報
★大規模プロジェクトを複数手掛ける著者2名が執筆!
★500ページ超のボリュームで包括的に解説!
近年、データ活用の重要性が高まる一方で、適切な技術を選び、効果的に活かすことは容易ではありません。データ基盤の構築手段は多様化し、どの技術をどのように組み合わせるべきか迷う場面も多いでしょう。
本書は、ビジネスの成長に不可欠な「データプラットフォーム」の構築と活用について解説する一冊です。ユーザー行動やセンサーログなどのデータを収集・整理し、ETL処理やELT処理を経て価値ある情報に変換し、意思決定に活かす方法を紹介します。データ品質の維持や、効率的な分析手法についても詳しく解説しています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、データとデジタル技術の役割はさらに重要になっています。本書では、Apache Sparkをはじめとする技術の選定や活用方法、設計の考え方を詳しく解説。最新技術だけでなく、将来の変化にも対応できる普遍的な知識を提供します。
データを活用してビジネスの競争力を高めたい方、最適なデータ基盤を構築したい方に最適な一冊です。本書を通じて、データプラットフォームの理解を深め、より効果的な活用を目指しましょう。
<目次>
Chapter 1:データプラットフォーム概論
Chapter 2:データプラットフォームの構成要素
Chapter 3:ログ転送
Chapter 4:データ変換・転送(バッチ編)
Chapter 5:データ変換・転送(ストリーミング編)
Chapter 6:データプロビジョニング
Chapter 7:データマネジメントを支える技術
Chapter 8:要件分析
Chapter 9:データプラットフォームの構築
Chapter 10:データプラットフォームの改善
内容説明
「データプラットフォーム」はアプリケーションやユーザー行動のログなど、あらゆるデータを格納する基盤であり、ビジネスを支える重要な土台です。しかし、その構築には多くの専門知識が必要です。本書では、データプラットフォームの構築に必要な技術や知識について普遍的な情報に焦点を当てつつ、「なぜその技術が支持され開発され続けているのか?」といった背景にまで踏み込んで解説します。
目次
1 データプラットフォーム概論
2 データプラットフォームの構成要素
3 ログ転送
4 データ変換・転送 バッチ編
5 データ変換・転送 ストリーミング編
6 データプロビジョニング
7 データマネジメントを支える技術
8 要件分析
9 データプラットフォームの構築
10 データプラットフォームの改善
著者等紹介
島田雅年[シマダマサトシ]
インターネット広告、動画メディア、リテール、金融、官公庁など、さまざまな業界のプロダクト設計や開発に従事。得意分野は、組織内のデータを整理して、企業価値の向上を目的とするビッグデータ処理基盤構築。データ活用の現場では、営業職などのビジネス職域における多彩な課題が存在するケースが多く、円滑なデータ提供を支えるデータプロビジョニングシステムの構築はもちろん、組織構築や教育支援などのコンサルティングも手掛ける
藪本晃輔[ヤブモトコウスケ]
10年以上にわたりインターネット広告のプロダクト開発に従事。大量のトラフィックを処理する広告配信システムをはじめ、データ管理システムや広告効果計測ツール、媒体収益化など、さまざまなインターネット広告関連プロダクトにて、プロジェクトマネージャーや開発責任者を歴任。ロケーションデータを活用したインターネット広告事業を展開する株式会社ジオロジックではCTOに就任し、データプラットフォーム構築を中心に、エンジニアリングマネージャーから設計・開発まで幅広く担当。現在は株式会社スマートニュースにて、エンジニアリングマネージャーとして広告システムの開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。