サイエンス・コミックシリーズ
マンガで学ぶ昆虫の進化

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  • サイズ B5判/ページ数 352p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784839970499
  • NDC分類 486.1
  • Cコード C8045

出版社内容情報

地球上で最も繁栄した生物「昆虫」の私生活を楽しく解説!

昆虫の進化と知られざるプライベートを、コミック形式で楽しく解説。
セミ、トンボ、バッタ、カマキリ、ゴキブリなどなどあらゆる昆虫が登場。古生代、中生代、大絶滅と新生代を経ながら昆虫がどのようにして現在の姿に進化したのかを説明します。
昆虫と、昆虫との共生関係を維持する植物も擬人化し、いつの間にか昆虫を身近に感じるようになれます。

目次
1話 古生代編、 2話 中生代編、 3話 大量絶滅と新生代編、 4話 昆虫とは何か、 5話 翅の進化、
6話 翅と還元不可能な複雑さ、 7話 外骨格の利点、 8話 外骨格の欠点、
9話 進化論についての誤解1、10話 進化論についての誤解2、11話 進化と性、12話 初期昆虫の性生活、
13話 旧翅類の性生活、14話 昆虫のプロポーズの贈り物、15話 昆虫のおかしな性生活、16話 手に入れた行動スタイル、
17話 ゴキブリの歴史、18話 ゴキブリの退治と起源、19話 蚊、20話 昆虫と植物の共進化、21話 花の戦略、
22話 アリ、23話 必然的な社会性、24話 昆虫と菌、25話 遺伝子発現調整と後成遺伝、26話 昆虫の惑星

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えっくん

25
★★★★☆図書館本。昆虫の進化、生態についてユーモアある絵入りで解説した本です。同じDNAでありながらロイヤルゼリーを食すことで女王蜂になるための遺伝子情報が発現する話や進化の際に誤った選択を行ったばかりに生存に支障が出て絶滅した生物の話が面白かったです。進化は必ずしも最適解ではなく、人類も食道と気道の構造や網膜上の視神経など自然選択による欠点を有した存在であることに驚きでした。本書はもともと韓国の本を翻訳したもので、自国向けの内容はやむを得ないですが、理解に苦しむ解説が唐突に出現するのが残念でした。2020/11/04

noko

5
昆虫は地球上の生物の半分を占める。昆虫に着目して進化論を考える漫画。漫画ですが、生物を全くやった事がない人には単語一つ一つが難しいそうです。26話あり、色んな内容学べます。昆虫は過密になった海からやってきた。植物が大きくなると翅を得る事ができた。翅は何が進化した物(胸かエラ)か今は分かっていない。昆虫は求愛する時にメスにプレゼントを贈るが、実用性があったり、ちょっと騙してみたり、興味深い。蚊は人間を一番殺している、身近で恐ろしい虫。植物と虫の共生が仲良しに見えて、実はライバルのような関係性。昆虫面白い。2023/03/26

hoguru

5
息子9歳1人読み2020/07/23

たお

4
大型書店で衝動買い。そのまま、帰宅後読了。『漫画で読む』と聞いてイメージする簡易なものではなく、系統だった読み応えバッチリの一冊だった。 理解しやすく、ユーモアにも富んでいる。 この頃、電子データで読書することが増えたけど、こういう偶然の出会いを求めて書店巡りはするべきなんだなぁと実感2021/01/31

Masakiya

3
石炭紀を終わらせたのはゴキブリだった!?ゴキブリはセルロースを消化する菌を腸に持っているため、ゴキブリの登場以降、植物は石炭に変化する暇を与えられず食い尽くされてしまったというお話が面白かった。2020/06/06

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