出版社内容情報
これだけファンが増えているスポーツにも関わらず、フィギュアスケートはメジャースポーツの中ではもっとも「ルールがわかりにくい」スポーツとも言えます。
たとえば、シングルの採点はショートプログラムとフリースケーティングという2種目があり、ショートプログラムでは7つのジャンプとスピンをこなし、その出来栄えで点数が上下すると…いうルールも、わかりづらいものです。
本書では、そんな難解なフィギュアスケートの技と採点のポイントを、例えば「テレビ中継を見ていて、ジャンプする前の左足と、膝の角度に注目」など、テレビ観戦で気になったことがすべてわかるように、イラストとテキストで平易に解説します。
内容説明
ジャンプの見分け方などをイラストで解説。観戦する際に必携の1冊。
目次
第1章 フィギュアスケートの基礎知識(フィギュアスケートとは;大会カレンダー;大会の位置づけ ほか)
第2章 ルールと採点(基本的なルール;ジャンプ;スピン ほか)
第3章 スケートの気になることを解消(プログラム;振付け/振付師;曲 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
143
まんべんなく、つぶさに、フィギュアスケートのいろいろが解説されます。特に採点方法が事細かに説明されてます。観戦スキルが、ぐっと高まりそうです。まるで羽生結弦選手の途切れのない濃密なプログラムのようです。この本自体が、シーズンベストな高得点を取りそうです。さあ、キスアンドクライで笑顔になりましょう!2019/11/19
ひらちゃん
49
細かいルールに年齢制限や、どの大会に出るかなどなど。どのスポーツにも言えるけど、フィギュアスケートって大変なんですね。テレビで見てるだけのにわかファンですが、これからは心して楽しみたいと思います。2019/11/17
G-dark
29
フィギュアスケートを観るのが好きだけれどルールが基本的なルールが分からない、という方におすすめの本。「アクセル」「ルッツ」「フリップ」「ループ」「サルコウ」「トウループ」の違いや、判定、採点、振付のこと等が書かれています。どの選手がその技を取り入れていたかという説明もあるので、イメージしながら読めます。わたしはやはりクリムキン・イーグルは宇野昌磨選手、ハイドロ・ブレーディングは羽生結弦選手のイメージが強いです。フィギュアスケートって、本当にどの技も華麗ですよね。2022/02/17
ブルーベリー※更新は控えめです
22
フィギュアスケートの採点、技を詳しく解説している一冊。回転不足のルールやジャンプの種類の解説が分かりやすかった。ジャンプはフリップとルッツが見分けられない事が多いけど次からは見分けられそう。あの数分の演技の間に選手は色んな事をして点数に繋げなきゃいけないんやな。確かに読んだらスケート観戦の面白さ、楽しさ、選手の苦労がよく分かりました。2021/01/30
ときわ
7
小塚崇彦さん監修です。ファンなのでここに書いてあったことは大体知っていた。もちろん知らなかったこともあったが。そして採点のための数字など覚えていない。それがごちゃごちゃせずにすっきりまとめてある。あおりにあった「テレビ観戦でわからなかったことがすべてわかる」はちょっと言いすぎだと思うが、最近テレビで観戦を始めて解説の人が言ってることの意味をもっと知りたいという希望はある程度叶えてくれるだろう。私は今までいろいろとフィギュア解説本を読んできたが、誰かにに勧めるならこの本が一番良いと思った。2019/11/07
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- 和書
- 血痕は語る