出版社内容情報
インドで生まれたカレーは世界に広がり、独自の進化を遂げて様々な国で愛されています。
『世界のカレー図鑑』では、まずはじめにカレーの発祥から世界へ流通していった歴史や、
日本ではどのように広まっていったのか、などカレーの原点を知ることができます。
国別のカレーでは、インドの本格的なカレーから、タイやシンガポールなどのアジアカレー、
イギリス・アフリカ・アメリカなど各国のカレーをご紹介。
日本のカレーでは人気店舗のカレーやおなじみのレトルト&カレールウなども掲載しています。
国ごとに歴史や発祥した背景、主な食べ方や味のテイスト、材料などカレーファンにはたまらない
豆知識が盛りだくさん。
魚を丸々一匹使った豪快なカレーや、野菜やフルーツが盛り付けられたおしゃれなカレーなど、
ありとあらゆる個性的なカレーを知ることができます。
さらに7か国のカレーレシピやスパイスなどの情報も満載なので、
お家でも本格的なカレー作りに挑戦したい人にもおすすめです。
これ一冊でより深くカレーの世界を楽しめる内容となっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
110
H県K市の某教育委員会で「犯人」とされ、断罪されたカレー。特に激辛だったことが悪質だったとされたようだ。自分の言葉でもって「カレーは決して悪くありません」と弁護するために読んだ。本書では世界各国で食べられているカレーが紹介されていて、辛さについても10段階で評価されている。辛さにおいて5段階以上の評価をされている激辛カレーは意外と少ないことが印象的だ。辛さとしては2~3段階と評価されているカレーが多く、「辛さ」においてもカレーが「犯人」とされる状況証拠や動機を見つけることはできなかった。2019/11/30
シフォン
38
世界のカレーとサイド料理が100種類紹介されている。いろいろな国のさまざまな素材とスパイスを使ったカレーは見ているだけで楽しくなる。日本では、ビーフかポークかなんて行っているけど、圧倒的にチキンが多い感じ。インドやタイは地域性もあるかもしれないけど種類も豊富。パキスタンの砂肝とかオクラのカレーは日本でも受けそう。インスタントヌードルやレトルトカレーの歴史は懐かしい感じ。最近、バターチキンやキーマカレーを作るけど、市販ルーの域を超えられず。スパイスに挑戦するか?お店で味わうのがいいような気がする。2021/08/16
Twakiz
33
カレーの写真はパラパラと眺めているだけで食欲がわいて元気が出る気がします.世界各国のカレー(とその周辺料理)の写真と解説.後半は日本のレトルトカレー特集.カレー食べたくなった・・・2020/11/10
Taka
15
半額の鶏肉と豚肉を大喜びで買ってきて冷凍庫に眠らせているの。スパイスからカレーを作りたい。ターメリック、コリアンダー、ガラムマサラ、ヒハツ、クミンは今んとこ台所に並んでいる。あとはなにが必要かしら。フレッシュハーブのカレーが作れたら素敵。だがそもそもレモングラスとかどこで売ってるの?それとも探してむしってくるの?お魚のカレー。美味しそう!美味しそう!お魚触ったことないけど。もうやんカレー食べてみたいなぁ。野菜を煮込むとなにも無くなるの?シンプルにきゅうりをお湯でにて塩とスパイスを少々なんてのも良いなあ2023/11/16
midorino
9
世界にはこんなにたくさんのカレーがあるなんて!世界各国のカレーを、使われる主な食材やスパイス、作り方の特徴や生まれた背景などと一緒に紹介。写真を見るだけでも楽しいが、読み物としても満足度が高かった。私は残念ながら辛いものが得意ではないけれど、10段階の辛さレベルのうち1や2のものなら大丈夫だろうか。なんにしても味を知るには食べるしかない!どれから食べに行くか考えるのも楽しい。ちなみにうちの子どもが食べたいのは巻末にあるレトルトカレー図鑑の「カレーの王子さま」。エスニックカレーを食べたくなる一冊でした。2020/01/17