出版社内容情報
本書は一問一答の問題を解くことで将棋の手筋が自然に見つけられる一冊です。
手筋とは長い将棋の歴史の中で確立された「部分的な形において優勢になる手」のことで、手筋をとにかくたくさん覚えて体に染み込ませることが将棋上達の近道だと言われています。
本書では特に初~中級者の方が迷いがちな、序盤と中盤の手筋を436個収録、次の一手問題を解いていくことでそれらがマスターできるようになっています。
ぜひ本書を皆様の棋力アップに役立ててください。
内容説明
将棋はこんなにあっさり勝てる!敵陣のスキをつく、使える実用手筋を大ボリュームの436問収録。もっと将棋で勝ちたいあなたに。
目次
第1章 初歩クラス(180問)(前半戦;中間試験問題;後半戦;卒業試験問題)
第2章 上級位クラス(150問)
第3章 初段クラス(106問)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiroy
2
えらい時間かかって読了。レベルアップ編とはあるが特にうpした感じはせず。前作(無印)と同じレベルだけどむしろ奇抜さや奇天烈さがなくなってより実戦に近くなっていい感じ。ところでどうやら自分は中盤にスキが多いと感じているのでこういう次の一手を読んでいたけど棋力向上には今ひとつ(個人の感想です)。こういう盤面になった時に「何かある」と気づけるようにはなるのだけどその「何か」に届かない。何やら努力の後で高段者となった暁にはこういう手筋本はひと目だろうし、むしろそういう神々の自己棋力確認のための流し読みがいいかと。2020/01/12
yonyonson
0
将棋の勉強をしたことがなく、叩き上げで将棋ウォーズ初段になったものの、二段との間には壁が。徒手空拳では壁にぶつかって割れる卵(言ってみたかった)にしかなれないと思い、手にとった。まだ棋力の向上を実感できていないが、本書の手筋を覚えれば強くなれると思う。知ってるけどまだ使いこなせていないという感じなので、あと2回は読んでみる。2023/03/31